「これからエンジニアとして成長したい」という方にお伝えしたいのは
本での勉強はおすすめしないので、ネットで情報取集しながら勉強しよう!
ということです。
ちなみに「本での勉強は間違っている」というような話ではありません。
本でしか得られない知識もたくさんあるからです。
僕がここで伝えたいのは、「ネットから上手に情報収集できるようになると、エンジニアとしての成長が加速するよ」ってこと。
この記事では、僕が本ではなくネットでの勉強をおすすめしている理由を紹介していきます。
もくじ
本での勉強をおすすめしない理由
僕が本での勉強をおすすめしない理由は、インターネットを利用した勉強に比べてメリットが少ないからです。
おそらく、このくらいしかないと思っています。
▼本で勉強するメリット
- 体系的に勉強できる
- 本に直接メモを残せる
- 不要な情報(ノイズ)が少ない
それに比べて、本で勉強するデメリットはこれだけあります。
▼本で勉強するデメリット
- 情報に偏りがある
- 誤植で詰みやすい
- お金がかかる
- 持ち運びが大変
- 重い
- ネットのメリットがそのままない
本を読むことで知識が得られるのは当たり前なので、メリットには含めていません。
また、デメリットはネットを使った勉強に比べて、「本当に効率がいいのか?」というところにフォーカスして考えています。
Webエンジニアはネットで情報取集して成長する
多くのWebエンジニアは、インターネットを使って情報を収集し、成長していきます。
もちろん、本を読んで勉強することだってありますが、やはりメインはインターネットからの情報です。
Webエンジニアがネットを使って勉強する理由には、以下のようなものがあります。
- 情報量が多い
- 情報の鮮度を選べる
- わかりやすい記事を探せる
- 知らない用語をすぐに調べられる
- 情報収集スキルが身につく
- 学習サイトがある
これらは、どれも本には存在しないメリットばかりです。
ネットは情報量が多い
インターネットは、本に比べて圧倒的に多くの情報が集まっています。
これだけの情報があれば、本がなくても勉強に困ることはないというのが僕の考えです。
オピニオン記事でもない限り、技術系の情報はすべてインターネット上に掲載されているはずです。
情報の鮮度を選べる
ネットの情報には、「投稿日」などの鮮度がありますよね。
これにより、新しい情報も古い情報も自分の好きなように選んで調べることができます。
また、情報は本よりさきにインターネットに出回ります。
鮮度の高い情報を知りたいときは、みなさんもTwitterで調べたりしますよね。
エンジニアであれば、鮮度の高い情報をキャッチできることは重要なのです。
わかりやすい記事を探せる
本を読んでいると、「この人の言っていることが難しすぎてわからない」ってことがありませんか?
しかも、一度本を買ってしまったら「最後まで読まないともったいない」と感じ、無理して頑張ろうとしがちです。
こんな状態で勉強していても全然楽しめないですし、最悪挫折してしまうかもしれません。
でもネットであれば、自分にとって理解しやすい記事を無料で探し続けられます。
「自分にとってのわかりやすい」をあきらめなくていいのです。

知らない用語をすぐに調べられる
学習用の書籍を読んでいて、「この用語についての説明がまったく書かれてないな」って思ったことはありませんか?
そんなとき、スマホやパソコンをいちいち取り出して調べていたのでは、集中力が途切れてしまい、学習効率がとても悪いです。
ですが、はじめからインターネットを使って勉強していたなら、わからない用語が出てきてもすぐに調べられますし、関連する記事へのリンクが貼ってあることも多いためスムーズですよね。
また、学校や職場、通勤中や通学中、ベッドの上など、気になったらいつでもどこでもすぐに調べられのも、ネット学習ならではの魅力です。
情報収集スキルが身につく
僕がネットでの勉強をおすすめしている最大の理由は、情報収集スキルが身に付くからです。
情報収集スキルとは、「知りたい情報を正確に集められるスキル」のこと。
普段からインターネットで知りたい情報を検索していると、自分でも気付かないうちに情報収集スキルが上がっていきます。
プログラミングの調べごともコレと同じで、検索していると自分の力だけで、色々な情報を集められるようになってくるのです。
しかし、この情報収集スキルは、エンジニアであれば必須なのにもかかわらず、経験でしか身に付かないスキル。
そのため、早めにネット学習に慣れておき、「わからないことは自分ですぐに調べる」という癖をつけておいたほうがいいのです。

学習サイトがある
ブログなどの情報以外にも、学習サイトを利用することもできます。
代表的なものに「Progate(プロゲート)」などの勉強用コンテンツが有名ですね。
本とは違い、実際に手を動かしながら体系的に勉強するスタイルなので、単なる知識ではなく、経験として力をつけられます。
エンジニアの勉強会に参加しても成長はしない
少し話は変わりますが、エンジニアになると「勉強会に参加するもの」みたいなことを聞いたことがあるかもしれません。
これに関しても、僕は行きたくなければ行かなくてもいいと思っています。
僕自身、一度も参加したことがありませんし、参加してないことで困ったこともありません。
勉強会は多くの人と接し、「コネを作るところ、刺激を受けるところ」だと思っています。
本当に勉強したいなら、勉強会に参加しなくてもネットを使えば勉強できるからです。
勉強会に参加して刺激を受けるのはいいですが、そこで満足するだけでは意味がありません。
「勉強会に参加している自分」に酔っているようでは、いつまで経ってもエンジニアとして成長できないのです。
果たして、勉強会のあと実際に手を動かす人は、どのくらいいるのでしょうか?
まとめ:本やネット以外の勉強法も考えよう!
僕は「本での勉強が悪い」と言っているわけではないので、勘違いしないでくださいね。
本の場合、書き手によってわかりづらかったり、情報が古かったり、誤植があると先に進めなくなるなどのリスクがあると言ってるだけ。
もちろん、本で勉強するかネットで勉強するかは、人によって合う合わないもあるでしょう。
本のほうが頭に入るという方は、本で勉強しても全然いいと思いますよ!
ちなみに僕は、本やネットでの独学よりプログラミングスクールの利用をおすすめしています。
スクールに通って勉強したほうが、わからないところも講師に質問でき、結果的に早くエンジニアとして成長できるからです。
独学もスクールも、それぞれメリット、デメリットがありますので、自分に合ったほうを選ぶといいでしょう。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!

