Webエンジニアを目指すのであれば、Rubyの勉強は非常におすすめです。
ただ、おすすめされたRubyをそのまま勉強するのではなく
- Rubyのどんなところが優れているのか?
- ほかの言語と比べて、どのような違いや特徴があるのか?
くらいは知っておいたほうがいいでしょう。
また、Rubyを本や学習サイトで勉強したあとは、実際にLinux環境にRubyをインストールして使ってみることも大切です。
プログラムがどのように動いているのか、知ることができますからね。
Ruby環境はWindowsでも構築できますが、実務ではLinuxでの利用が圧倒的に多いため、ここではLinux環境での構築を紹介しています。
また、Rubyの勉強が一通り終わったら、Rubyのフレームワークである「Ruby on Rails(通称:Rails)」にも挑戦してみましょう。
RailsもLinux環境に構築し、実際にRailsでWebサイトを作ってみることで大きく成長できます。
この記事ではRubyの入門として、RubyやRailsの特徴、勉強方法、その後のステップアップである環境構築などの学習手順について紹介していきます。
もくじ
【STEP.1】プログラミング言語「Ruby」と「PHP」の特徴と違い
初心者が初めてプログラミング言語を勉強するのであれば、「Ruby(ルビー)がおすすめ」とよくいわれています。
ですが、なぜ「Ruby」がおすすめなのでしょうか?
また、ほかの言語と比べてどのような特徴があるのでしょうか?
特に、Web系プログラミング言語で人気である「Ruby(ルビー)」と「PHP(ピーエッチピー)」との違いを事前に確認しておきましょう。
▼RubyとPHPの違いを勉強するステップ
- Rubyの特徴
- PHPの特徴
- 難易度や将来性の違い
- プログラミング言語の選び方

【STEP.2】Rubyが初心者におすすめな理由
「なぜRubyが初心者におすすめされているのか?」についても知っておきましょう。
Rubyエンジニアになるメリットなども、さきに知っておくと勉強が楽しくなりますよ。
▼Rubyの特徴を勉強するステップ
- Rubyがおすすめされる理由
- Rubyが実用的な理由

【STEP.3】Rubyの勉強方法と学習時間
Rubyに限らず、プログラミングを勉強する方法は2つあります。
それは、「独学で勉強する」か「スクールを利用する」かです。
独学で勉強する
独学の場合、「本」「学習サイト」「動画」などを利用して、自分の力だけで勉強していく必要があり、根気よく時間をかけて勉強することになります。
プログラミングの学習時間は200時間~300時間といわれていますが、個人差があるため、詰まってしまうとさらに時間が必要になり、挫折しやすいといったデメリットがあります。

スクールを利用して勉強する
スクールを利用して勉強する場合は、学習カリキュラムが決まっており、わからないところは講師に質問しながら学ぶことができるため、比較的スムーズに学習できます。
また、転職サポートも受けられるため、独学に比べて短期間で転職に繋がりやすいというのも大きな魅力です。もちろん、デメリットは受講料がかかるという点になります。

おすすめの勉強法
おすすめの勉強法は、やはりプログラミングスクールです。
たしかに受講料は必要ですが、それでも挫折せずに早くスキルアップできるメリットは大きいです。
また、短期間でエンジニアを目指せるので、「早く稼いでスクール代を回収する」といったことができます。
独学で勉強するかスクールを利用するかは、以下の記事も参考にしてみてください。

【STEP.4】Rubyの学習環境を構築
Rubyを一通り勉強したあとは、LinuxにRubyをインストールして学習環境を構築してみましょう。
このLinuxは、実際にWebエンジニアが業務で使っている環境と同じになります。
Rubyのインストールには、バージョンを簡単に切り替えられる「rbenv」というツールを使うのがポイントです。
環境ができたら、自分の作りたいものを作ってみたり、よりスキルアップできるよう勉強に励んでください。
もし、何をしていいのかわからないのであれば、次の「Rails」の勉強に入ってみてもいいでしょう。
▼Ruby環境を構築するステップ
- RubyをLinuxにインストールする理由
- rbenvの特徴と使い方

【STEP.5】Ruby on Railsの特徴を勉強
Rubyのフレームワークである、「Ruby on Rails(通称:Rails)」について勉強しましょう。
Railsを使いこなせるようになれば、自分の作りたいWebサイトを簡単に(効率的に)開発できるようになります。
まずは、Railsを使う前に知っておいほうがいい用語について学習するところから始めましょう。
▼Ruby on Railsの概要を勉強するステップ
- Ruby on Railsの概要
- RubyGemsの概要
- Bundlerの概要
- Pumaの概要
- Rackの概要
- Nginxと連携する理由

【STEP.6】Ruby on Railsの学習環境を構築
Railsの事前知識を身に付けたあとは、実際にRailsをインストールして使ってみましょう。
ここでは、Linux(CentOS)にRailsをインストールして、初期画面を表示させるところまで解説します。
Railsの詳しい使い方については、以下の方法で学習できるため、ここではあえて触れません。
- 「CodeCamp」…僕がおすすめのプログラミングスクール
- 「Railsチュートリアル」…Railsを体系的に学べる学習サイト
- 「Progate(プロゲート)」…初心者のためのプログラミング学習サイト
▼Ruby on Rails環境を構築するステップ
- Railsのインストール
- Railsアプリの作成と起動
- Railsアプリのアクセス方法

まとめ:独学が厳しいなら勉強法を変えよう!
ここまで、RubyやRailsの特徴、環境構築の方法などについて紹介してきました。
とくに最後のRails環境の構築は、初心者にとって少し難しい内容だったかもしれません。
ですが、自分がプログラミングする環境を自分で用意できなければ、「Webエンジニアとして認めてもらえない」のがこの業界です。
厳しいようですが、Webエンジニアはプログラミングができるだけでは務まりません。
Webエンジニアには、ネットワークやインフラ、セキュリティなどの幅広い知識が必要になります。
実際の業務でも、自分が使う開発環境などは自分で用意することが当たり前になっていることも多いのです。
プログラミングスキルも大切ですが、このようなインフラまわりについても、しっかり勉強しておきましょう。
もし、ここまで読んで「難しい!わからない!」というのであれば、プログラミングスクールも考えてみてください。
スクールでは、わからないことがあっても講師に気軽に質問できるので、挫折することなくスキルアップできます。
わからないことは、誰かに聞かない限りわからないままです。
スクールを利用して学習時間を短縮し、早くWebエンジニアになりましょう。
エンジニアになって稼げるようになれば、スクールのお金もすぐに取り戻せるはずです。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!

