プログラミングの勉強を始めたのに、すぐに挫折してしまった。
実は、そんな経験が僕にもあります。
当時は、独学でプログラミングを学ぶ手段しかなかったので、とりあえず「猫でもわかるC言語」という本を読んで勉強していました。
ですが、わからないところでどうしても詰まってしまい、勉強を続けるモチベーションを保てなくなった僕は、中途半端に本を読み終え、そのまま転職活動に入ってしまったのです。
当然、内定がもらえるわけもなく、一度は違う職種に転職するも、なんだかんだでエンジニアをあきらめきれず、結局夢を叶えたのは、その2年後。
そんな遠回りをした僕が、あなたにこの記事を通して伝えたいことは
- 独学だと挫折しやすい
- 独学だとモチベーションの維持が難しい
- スキルがないと転職できない
- あきらめても、結局はエンジニアを目指す
- 結果的に、独学は遠回りな手段である
ということ。
ここからは、プログラミングで挫折する理由と対策について、詳しく解説していきます。
もくじ
プログラミングの挫折率が高い原因はモチベーション維持の難しさ
最初にハッキリ言ってしまいますが、プログラミングの挫折率が高い原因は「モチベーションの維持が難しい」からです。
そして、このモチベーションが維持できない原因は、全部で3つあります。
- 明確な目標設定がない
- 自分を追い込めない
- わからないところで詰まる
明確な目標設定がない
プログラミングを独学で学び続けるというのは、とっても大変なことです。
「なんとなく」で続けられるようなものではありません。
自分の人生を、本気で変えるつもりで頑張る必要があるのです。
受験勉強を思い出してみてください。
どうしても入りたい志望校がなければ、勉強しようなんて気持ちになりませんよね。きっと、遊んでばかりのはずです。
プログラミングの勉強もそれと同じで、「2ヶ月後に必ずエンジニアになる!」といった明確な目標がないと、モチベーションが続かないのです。
このとき、目標はできるだけ短期間に設定しておきます。
どれだけ目標があるといっても、それを維持し続けるのはなかなか大変なものだからです。
自分を追い込めない
目標を決め、スケジュールを設定するところまではできても、「よし、やろう!」と自分を追い込めない人が、実は多いです。
- 毎日22時~24時までは絶対に勉強する
- テキストを50ページ進めるまで夜ご飯食べない
こんな感じでルールを作ったとしても、勉強モードにはなれず
「やらなきゃいけないのはわかってるんだけど、やる気が出ない…」
と、途中スマホをいじったり、ゲームをしてしまったりするんですよね。
そして
「まあ、今日くらいやらなくたっていいか。明日から頑張れば…」
と、どんどん楽なほうへと逃げていってしまうのです。
一度こうなってしまうと、おそらく明日もやらないでしょうし、最悪そのまま挫折してしまうでしょう。
このような原因の多くは、自分で作ったルールに強制力がないからです。
つまり、いつでもルールを破ることが許されているため、ルールを守る必要がないのです。
この問題を解決するには、強制的に「自分が逃げられない環境」を作ることが重要になってきます。
たとえば、パソコンや本だけを持ってカフェで勉強するとか、プログラミング教室に通うなど、意識的に自分を追い込む必要があるのです。
わからないところで詰まる
プログラミングを学ぶ目標も設定したし、自分を追い込む環境も作れた。
それでも、投げ出してしまう挫折率1位の理由が「わからないところで詰まる」です。
独学で勉強していると、自分の力ではどうしても解決できない場面が出てきます。
そんなときに助けてくれる人がいないと、そこから先へ勉強が進まず、心が折れて挫折しやすくなります。
もし、ここで
「難しい!やめた!」
と、投げ出してしまうと、それまでにかけた時間のすべてが無駄になります。
もしくは、僕のようにあきらめきれず、数年後プログラミングに再挑戦する可能性もありますね。
ただ、やはりこれも遠回りする時間がもったいないです。
もし、わからないところで詰まったら、近くにエンジニアの知り合いがいないか探してみたり、質問サイトなどに投稿して誰かに回答してもらうといいでしょう。

プログラミングを学ぶにはスクールが最適な理由
さきほど、プログラミングを学ぶにあたり、挫折しやすい3つの理由を紹介しました。
- 明確な目標設定がない
- 自分を追い込めない
- わからないところで詰まる
実は、プログラミングスクールを利用することで、この問題はすべて解決できます。
目標設定ですが、これはプログラミングスクールを申し込む際の「利用期間」を決めることで設定できます。
2ヶ月で申し込んだ場合は、2ヶ月後のスキルアップを目指すことになるでしょう。
そして、それと同時に「この期間のあいだにプログラミングを学ばなければいけない、じゃないとお金が無駄になる」という追い込み(強制力)を自分にかけられます。
また独学と違い、わからないところがあっても講師に質問できるため、「詰まって先に進めない」なんてこともありません。
あとは、シンプルにプログラミングをスケジュール通りにクリアしていくだけです。
もちろん、プログラミングスクールは有料なので、お金がかかります。
ですが、高い確率でエンジニアになれることを考えると、かけたお金や時間は無駄にはならないでしょう。
塾や予備校と同じで、「エンジニアになるための投資」だと考えれば安いとさえ、僕は思っています。
もちろん、スクールだって途中で投げ出したら、お金の無駄になりますが
「ここでやめたらお金がもったいない!」
という強制力が働くので、独学よりも自分を追い込みやすいでしょう。
それに、エンジニアになることができれば、割と簡単に取り戻せる金額です。
ちなみに、スクールでは転職支援やサポートなども充実しているので、転職しやすいことも大きいですね。

プログラミングを挫折しそうなときに考えること
ここまで、挫折しないためのポイントや方法を紹介してきました。
もし、これらを実践しても挫折しそうになったら、自分に問いかけてほしいことがあります。
それは「いまの生活を死ぬまで続けたいか?」です。
僕が挫折したときは
「自分には向いてないのかもな…」
「選ばれた人間にしかなれないんだ…」
と自分を責め、一度はまったく違う職種へ転職してしまいました。
ですが、結局は「やっぱりエンジニアになって安定した生活を送りたい!」と思ってしまったのです。
あとからこんなことを考えて後悔するくらいなら、最初からあきらめずに突っ走ったほうが良かったと、いまでも後悔しています。
それに、エンジニアって「芸能人になりたい!」みたいな、運の要素が関係するような職種でもありません。
しっかりプログラミングを学び、転職活動をすれば叶えられる夢なんです。
「いまの仕事を続けたくない!人生を変えたい!」という気持ちを忘れないことが、大切なんですよ。

まとめ:スクールの強制力を利用しよう
プログラミングって確かに難しいところもあるし、挫折しやすいかもしれません。
挫折しそうだなと感じる方は、素直にプログラミングスクールの力を借りたほうがいいです。
2ヶ月間集中して勉強し、さっさとエンジニアに転職しちゃいましょう。
自分への投資をためらう必要はないです。エンジニアになってお金を稼げばいいのですから。
それよりも、自分の未来を捨てることのほうがもったいないと思ってください。
夢と時間を捨てることは、お金の損失より大きいのです。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!
