「プログラミングは難しすぎる!」とよくいわれますが、本当はそこまで難しいものではありません。
これは未経験者にプログラミングを教えている立場として、あえて言い切らせてもらいます。
もちろん、なかには「難しすぎて理解できない」と感じる方もいるでしょう。
ですが、プログラミングを「難しい」と感じてしまうのには理由があります。
それは、プログラミングの基礎を理解しないまま応用を勉強しているからです。
誰だって最初はわからないところからのスタート。
そこから少しずつプログラミングの基礎を理解していき、だんだんと波に乗ったようにスラスラ理解できるようになるものです。
それなのに、この大切な基礎を「理解したつもり」ですっ飛ばしてしまう方が多く、その結果
「難しい!」
「わからない!」
「理解できない!」
「つまらない!」
と、プログラミングに対してネガティブな感情を持ってしまうのです。
今回は、そんな難しく感じるプログラミングを「簡単」にするための方法について考えてみます。
もくじ
プログラミングが難しい理由
プログラミングを難しいと感じてしまう理由の1つに、「プログラミングの基礎を理解できていないから」というのがあります。
基本ができていないと、先へ進めずに「難しい」と感じてしまい、ほかのネガティブな感情も生まれやすくなります。
- プログラミングは難しい
- プログラミングがわからない
- プログラミングが理解できない
- プログラミングがつまらない
わからないものはできないですし、できないものはつまらないですよね。
じゃあ、もしプログラミングが「簡単」だったらどうでしょうか?
- プログラミングは簡単
- プログラミングがわかる
- プログラミングができる
- プログラミングが面白い
おそらく、ほとんどの要素がポジティブに変換されると思います。
プログラミングの基礎を理解し、「プログラミングは簡単だ!」と感じることができれば、勉強も楽しくなるのです。

プログラミングを簡単にする方法
さきほどもお伝えしましたが、プログラミングを「簡単」にするには、基礎をしっかり身につける必要があります。
基礎が理解できていれば、あとはすべて応用なので、時間さえあればプログラミングは絶対にできるのです。
では、なぜプログラミングの基礎ができていないのか?
それは、独学で勉強した結果「覚えたつもり」になっているからです。
つまり、自分の中で間違った基礎を積み上げてしまった結果なんですよね。
これは、わからないところをわからないまま飛ばしてしまったり、「たぶん、こういうことだろう」と無理に自分を納得させる癖のある方に多いです。
独学だと、近くに教えてくれるエンジニアがいないため、どうしてもこうなってしまいがち。
この状況を打破するための、手っ取り早い解決方法は、プログラミングスクールを利用することです。
基礎がわかるようになるまで講師に助けてもらうことができるので、初心者でもつまずかずに学習を進められます。
ちなみに、つまずかないってことは、挫折しないってことなので、独学よりもエンジニアになれる確率は高いですよ。
独学での勉強に「限界」を感じたら、素直にスクールに通うことも考えてみましょう。

プログラミング以外の「わからない!理解できない!」
プログラミングの基本を学んでも、わからない部分、理解できない部分が出てきます。
たとえば、フレームワークやインフラ、ネットワーク、セキュリティなど、プログラミング以外の部分ですね。
エンジニアとしてのスキルはプログラミングだけではないので、何かしらのシステムを作ろうとしたときに、たくさんの壁にぶつかります。
「知らないことを調査して解決する」というのは、エンジニアにとって割と普通のことなのですが、初心者にとっては少しハードルが高いでしょう。
この調査スキルも、プログラミングスキルと並行して身に付けたほうがいいのですが、やり方を丁寧に教えてくれるような教材はほとんどありません。
これに関しても、まわりに頼れるエンジニアがいないのでしたら、スクールに通うことも考えてみましょう。

プログラミングがつまらないのは目的がないから
ある程度、プログラミングの基礎が理解できるようになっても、「つまらない」と感じるときがあるかもしれません。
それはおそらく、プログラミングをする目的を見失っているからでしょう。
あなたがプログラミングを学ぶ目的は何でしょうか?
- 作りたいものがあるから
- 環境を変えたいから
- 稼ぎたいから
これらの目的が遠い人ほど、モチベーションを維持することが難しくなり、結果「つまらない」と感じてしまいます。
「エンジニアを目指すなら半年~1年は時間をかけて勉強したほうがいい」なんて声もありますが、僕はあまりおすすめしません。
プログラミングを「楽しい」と思える人以外は、苦痛の時間が長引くだけです。
そんなに長いあいだ、エンジニアに転職できるかどうかもわからない状態で、自分の大切な時間を投資し続けることは、精神的にもかなりツライと思います。
長くても半年でプログラミングを一通り学び、実際にWebサイトなどを作るというステップに進んだほうがいいです。
何より長期間になると、モチベーション維持がとっても大変。できるだけ短期間で勝負するようにしましょう。

まとめ:自信の持てる勉強法を選ぼう!
プログラミングが難しいと感じるのは、プログラミングの基礎が身についていないからです。
独学で学んだプログラミングの基礎に自信が持てないようなら、スクールも考えてみましょう。
だらだら勉強を続けていても、モチベーションが維持できずに途中で投げ出してしまい、それまで勉強にかけた時間がすべて無駄になってしまいます。
「半年以内にエンジニアになるんだ!」くらいの強い意志を持って、一気に駆け抜けてしまいましょう!
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!
