「これからプログラミングを学ぼうと考えているけど、この年齢から始めても遅くないかな?」
もし、あなたが年齢を気にして「プログラミングを始めるかどうか」で悩んでいるのなら、その時間は本当に「無駄な時間」です。
30代や40代の方が、「海外旅行に行きたいから英語を学んでいる」という姿を見て、あなたは遅いと感じますか?
おそらく、大半の人が「行動力があって凄いな!」と感じるでしょう。
プログラミングも同じ。
何かを始めるのに、遅いも早いも関係ないのです。
残りのあなたの人生は「イマ」が1番若いのですから、後悔しないように挑戦してみたらいいのです。
あなたの人生、まわりの評価なんて気にする必要ないんですよ。
とはいえ、30代や40代でプログラミングを始めたところで、本当にプログラマーになれるかは疑問ですよね。
そこで今回は、「30歳を超えてもプログラマーとして、ご飯を食べていけるのか?」という疑問に答えたいと思います。
もくじ
プログラミングを始めるのに年齢は関係ない
ハッキリ言いますが、プログラミングを始めるのに年齢は関係ありません。
「この年齢でプログラミングを始めたって、ちゃんと覚えられないかも…」
そんなことは絶対にないので、あきらめないでください。
30代、40代でプログラミングを始めて活躍している方はたくさんいますし、この世界には60歳の現役プログラマーだっているのです。
年齢を言い訳にして自分の可能性を潰してしまうなんて、ちょっと勿体ないです。
そりゃ、若い人に比べると頭が回らない部分もあるかもしれません。ですが、それは学生に比べて頭を使う機会が減ったからです。
それなら、少しずつ頭を使って力を取り戻せばいいのです。
ちなみに、プログラミングは特別頭が良くなくても覚えられます。
実は僕自身、高卒未経験のアラサーでプログラマーになりましたが、入社したての頃にプログラマーの仕事ぶりを見て
「プログラマーってすごい!みんな頭良すぎる!」
でした。
ですが、働いているうちに「あれ?僕でもプログラマーとしてやっていけるかも?」と、感じられるレベルになっていました。
つまり、誰だって知らない分野に対して最初は凄そうに感じるもの。ですが、わかってしまうと大したことないのです。

プログラマーに年齢の限界はない
プログラミングに、年齢が関係ないことはわかりました。
では、プログラマーとして働くにあたって、年齢に限界はないのでしょうか?
実は、そんなものはまったくありません。
よく耳にするものだと、「プログラマー35歳定年説」というのがあります。
これは、35歳を境にプログラマーを辞めてしまう方が多いという説で、プログラマーの限界が35歳といわれている原因にもなっています。
ですが、これは少し前の話。
実際は、プログラマーの年齢に「限界」なんてものはなく、能力のあるプログラマーは何歳になっても働き続けています。
ただし、プログラマーから「SE(システムエンジニア)」や「PM(プロジェクトマネージャー)」などにステップアップする方も多いので、そういう意味ではプログラマーではないかもしれませんね。
まあ、ちょっと職種に違いはありますが、35歳を超えてもプログラマーやSE、PMとしてIT業界で働けることは間違いないので、「30代や40代じゃ遅い」なんてことはないでしょう。
ちなみに、PMはプログラミングよりも「マネジメントスキル」のほうが重要なので、他業種での経験を活かしやすかったりもします。

プログラミング未経験の30代、40代の就職
プログラミングやプログラマーに「年齢は関係ない」と言いつつも、プログラマーに就職する場合は少し話が変わります。
というのも、未経験の場合は20代に比べて、30代や40代の企業への就職がちょっと難しいのです。
これはIT業界に限らず、若年層の社員を育てたいという背景があるからです。
ただし、いまのIT業界は「人材不足が激しい」という事情もあり、年齢不問でプログラマー(エンジニア)を募集している企業があるのも事実です。
僕自身、採用や新人教育に関わる仕事をしていますが、30歳を超えていてもまったく気にしていません。
年齢より、むしろ仕事に対する本気度のほうが大切だからです。
ただ、それでも本当のプログラミング未経験者は採用しないでしょう。
「せめてスクールなどに通って、プログラミングの基礎くらいは身に付けておいてほしい」というのが本音だからです。
逆にいうと、まったく未経験の20歳よりは、プログラマーになりたいと本気で考え勉強してきた30歳のほうが、需要はあるってことなんですね。

30歳を過ぎたらスクールでブーストしよう!
さきほどお伝えしたとおり、30歳を超えていると、20代に比べて就職はやや不利になります。
これは、企業ができるだけ若い人材を育て、長く働いてほしいという想いがあるからですね。
では、30歳を過ぎてからプログラマーになるにはどうしたらいいのか?
それは、より高いプログラミングスキルを身につけることです。
企業は、実力のあるプログラマーであれば、本当にまったく年齢関係なく採用します。
未経験の若年層を求めている理由が、「教育するのであれば長く働いてもらえる20代」という考えなので、「20代の未経験を教育するよりもいいな」と企業に感じてもらえればいいわけです。
年齢で不利になっている分、「能力でカバーする」というシンプルな考え方です。
そこで、より高いプログラミングスキルを身につけるのにおすすめなのが、「プログラミングスクール」です。
スクールを利用することで正しいやり方でプログラミングを学べ、つまずくことなくスムーズにスキルアップできます。
また、転職サポートなどもついているので30代、40代には心強いはず。
20代はお金がなく、なかなかスクールに手が出せないので、30代の財力で一気に差をつけることができます。

独学は時間がかかる
もちろんスクールではなく、独学でプログラミングを学ぶ方法もありますが、僕はあまりおすすめしていません。
なぜなら、独学はあまりにも時間がかかるからです。
個人でプログラミングを趣味にする場合は独学でもいいのですが、一刻も早くプログラマーになりたいならスクールを利用したほうが効率的なのです。
ただでさえ、20代に年齢で遅れをとっているので、ここはスクールを利用して最短でスキルを身に付けましょう。

まとめ:年齢を言い訳にせず動き出そう!
プログラミングを始める年齢に「遅い」なんてことはありません。
「30代だから、40代だから」と、プログラマーをあきらめる理由を探すのではなく、1歩踏み出す勇気を持ちましょう。
まずはスクールの無料体験を試してみて、合わないならやめればいいですし、うまくいきそうなら続ければいいのです。
人生は有限。悩んでいる時間のほうがもったいないですよね。
まずは動いてみることが大切ですよ!
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!

