「プログラミングって数学ができないとダメなんでしょ?」
自分の中でそう思い込み、プログラマー(エンジニア)への道をあきらめようとしていませんか?
ちょっと待ってください!プログラミングに数学はまったく必要ないですよ!
実際に、数学が苦手な文系の方でも、まったく問題なくプログラマーになっているのですから。
このことは、新人研修担当としてプログラミング未経験者を教育してきた、僕の経験からも証明できます。
今回は、数学が苦手でもプログラマーになれる理由を、わかりやすく解説していきますね。
もくじ
プログラマーでも数学は苦手?
「プログラマーは数学が苦手だとプログラミングできない」と思っている方も多いでしょう。実は僕も、その1人でした。
だってプログラマーって、こんなイメージがありましたから。
- 頭の回転が速い
- 難しい問題を解いている
ただ、これは意外かもしれませんが、プログラマーでも数学が苦手という方は多いです。
僕が教えてきたプログラマーの後輩にも文系の方がいますが、いまでは立派なプログラマーとして活躍していますしね。
実際にプログラマーになってみるとわかるのですが、この業界で「理系だの文系だの」と気にする人は、ほとんどいません。というか、まったくいません。
だって、プログラミングをするうえで、数学の知識なんてほとんど使わないですから。

プログラミングに数学が必要ない3つの理由
僕がプログラマー(Webエンジニア)として働くうえで、「数学が必要ない」と考える理由は以下の3つ。
- プログラミングと数学は関係ない
- 数学が苦手でも本は読める
- コミュニケーションスキルが重要
それでは、具体的に見ていきましょう。
プログラミングと数学は関係ない
プログラミングと聞くと、パソコンでカタカタ難しいことをやっているイメージをお持ちの方もいると思います。
ですが、実はそのほとんどが数学とは関係ない作業です。
もちろん、足し算や引き算、掛け算や割り算などの基本的な計算を使うことはありますが、難しい数学の知識はほとんど使いません。
仮に計算が必要になっても、小学生レベルの数学(算数?)で十分対応できます。
コンピューターに処理してほしい内容を伝える業務が「プログラミング」なので、その処理に計算処理がなければ当然使わないんですよね。

数学が苦手でも本は読める
数学が苦手でも本を読める方であれば、プログラマーとして十分やっていけます。
プログラマーは、常に学び続ける職種です。
そのため、スキルアップにたくさん本やブログを読んで、情報をインプットするのが日常茶飯事。
文章を読むことに慣れている方であれば、読み疲れもしないので、普段から本を読んでいる人は有利かもしれませんね。
もちろん、僕みたいに本が嫌いでもプログラマーとしてやっていけるので安心してください。

コミュニケーションスキルが重要
プログラマーは、「プログラミングだけできればいい」というわけではありません。
プログラマーは1人で仕事をすることがほとんどなく、大勢のメンバーと一緒にチームとなってプロジェクトを進めていきます。
そのため、メンバーとのコミュニケーションをしっかり取り、円滑にプロジェクトを進められるかどうかも、プログラマーとして重要な要素になってくるのです。
コミュニケーションスキルが高ければ、数学に限らずわからないところがあっても、まわりに助けを求めれば大体何とかなりますし。
人工知能は数学が必要な分野
ここまで、「プログラミングに数学は必要ない」という話をしてきましたが、これはすべてのプログラマーに当てはまるわけではありません。
実は、あなたがAIプログラマーを目指しているのであれば、数学の知識は必要になります。
人工知能(AI)や機械学習を学ぶのであれば、プログラミング言語もPython一択になりますし、微分や積分といった数学の知識なども必要になってきます。
さらに勉強すると、もっともっと複雑な公式を理解する必要があり、数学が苦手な人には少し辛い環境かもしれません。
ただ、これはAIプログラマーの話であり、僕のようなWebプログラマーを目指しているのであれば、数学の知識はほとんど必要ないので安心してくださいね。


まとめ
プログラミングに数学の知識は、まったく必要ありません。
僕自身、高卒ですし、数学の公式なんてほとんど覚えていませんが、何の問題もなくWebプログラマーとして働くことができています。
もし、これからあなたがプログラマーを目指すのであれば、数学のことは忘れて、さっさとプログラミングの勉強を始めましょう。
特別なスキルなんて、まったく必要ありません。
やる気があれば、誰でもプログラマーになれるのです。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!
