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【初心者】MySQLをLinux(CentOS)にインストールして起動しよう!

Mysqlのインストール

Linux(CentOS)に「MySQL(マイエスキューエル)」をインストールする手順と、起動や停止などの簡単な操作方法を紹介します。

「自分はWindows環境なんだけど…」って方も、この機会にLinuxを使ってみましょう。

Web業界で活躍するためにも、Linuxはある程度扱えないとマズいですからね。

以下の記事を読んで、Linux環境を構築しちゃいましょう!

Linux環境構築【Linux環境構築】VagrantとVirtualBoxとは?使い方を初心者向けに解説!

初心者にもわかるレベルで「MySQL」の概要や導入手順を紹介していくよ!

MySQLとは

【MySQL】ロゴ

MySQL(マイエスキューエル)とは、RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)の1つです。

RDMBSはいくつか種類がありますが、無料データベースのなかでは「MySQL」が圧倒的なシェアを誇ります。

僕が初心者が学ぶ最初のデータベースとしてMySQLをすすめているのは、業務で利用する確率が非常に高いからです。

データベースについて詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。

データベースの構造と仕組み【MySQL】データベースとは?構造や仕組み、テーブルとの違いを解説

僕の経験でも「MySQL」が9割だよ!

Linux(CentOS)にMySQLをインストール

では、さっそくLinuxに「MySQL」をインストールしてみましょう。

今回はCentOS7系の環境なので、「yum」コマンドを使ってインストールします。

yumとはyumとは?コマンドの使い方やリポジトリの指定、追加、一覧、rpmの違いなど

MariaDBのライブラリを削除

MySQLをインストールする前に、「MariaDB(マリアデービー)」のライブラリを削除しましょう。

MariaDBは、MySQLからフォーク(派生)したデータベースです。

CentOS7系では、このMariaDBを推奨しているため、デフォルトでMariaDBのライブラリがインストールされています。

今回は、MySQLをインストールするので、このライブラリは削除してしましましょう。

MariaDBライブラリを削除
$ sudo yum remove -y mariadb-libs

最後に「Complete!」と表示されていれば成功だよ!

MySQLのリポジトリをインストール

CentOS7系のデフォルトのリポジトリには「MySQL8.0」が存在しないので、別のリポジトリから「MySQL8.0」をインストールする必要があります。

そのためにも、まずは別なリポジトリをローカルにインストールしましょう。

MySQL8.0のリポジトリをインストール
$ sudo yum localinstall -y https://dev.mysql.com/get/mysql80-community-release-el7-2.noarch.rpm

ここでも最後に「Complete!」と表示されていれば成功だよ!

MySQLをインストール

準備が整ったので、MySQL8.0をインストールしましょう。

以下のyumコマンドを実行すると、「MySQLクライアント」と「MySQLサーバ」が一度にインストールされます。

MySQLをインストール
$ sudo yum install -y mysql-community-server

「Complete!」と画面に表示されたら、本当にMySQLがインストールされているかを確認してみましょう。

MySQLクライアントのバージョンを確認
$ mysql --version
mysql Ver 8.0.15 for Linux on x86_64 (MySQL Community Server - GPL)
MySQLサーバのバージョンを確認
$ mysqld --version
/usr/sbin/mysqld Ver 8.0.15 for Linux on x86_64 (MySQL Community Server - GPL)

mysqldの「d」はデーモンの「d」をあらわしています。

デーモンは常駐化プログラム、つまりサーバのことなんです。

MySQLの起動と停止コマンド

ここから先は、MySQLサーバを起動したり、停止するためのコマンドを紹介します。

基本的にサーバを操作するときは、root権限(管理者権限)が必要になります。

Vagrantを使ってLinuxを構築した方は、コマンドの前に「sudo」をつけるだけでroot権限で実行できるはずです。

MySQLの状態確認

現在のMySQLサーバの状態を確認します。

MySQLの状態を確認
$ systemctl status mysqld

以下の表示を確認することで、サーバの状態を見分けられます。

  • 起動時…「Active: active (running)」
  • 停止時…「Active: inactive (dead)」

サーバの状態を確認するだけなら「sudo」はいらないよ!

MySQLの起動

MySQLサーバを起動します。

MySQLの起動
$ sudo systemctl start mysqld

上のコマンドを実行したら、もう一度statusコマンドを実行してみましょう。

さっきと表示が変わっているはずだよ!

MySQLの自動起動設定

Linuxをシャットダウンしても、MySQLサーバが自動で起動されるように設定します。

まずは、いまの設定がどうなっているのかを確認しましょう。

MySQLの自動起動設定の確認
$ systemctl is-enabled mysqld
enabled

もし、「enabled(有効)」ではなく「disabled(無効)」になっていた場合は、以下のコマンドを実行して有効にしておきましょう。

MySQLの自動起動設定
$ sudo systemctl enable mysqld

MySQLの停止

MySQLサーバを停止します。

MySQLの停止
$ sudo systemctl stop mysqld

MySQLの再起動

MySQLサーバを再起動します。停止と起動を同時にしたい場合はこのコマンドが便利です。

MySQLの再起動
$ sudo systemctl restart mysqld

まとめ

これで、Linux環境にMySQLをインストールすることができました。

MySQLの起動や停止もコマンドを実行するだけなので、とっても簡単ですね。

次は「MySQLのログインと設定」を読んで、実際にMySQLにログインしてみましょう!

またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!

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