今年からフリーランス(ニート)になったキツネ(@kitaaaa_kitsune)です。
去年までは会社員として働きながらブログで副業をしていたのですが、今年はその雑所得に対する所得税を納める必要が出てきました。
つまり、確定申告が必要になったってことですね。
ちなみに副業の雑所得が20万円以下の方は、確定申告は不要ですよ!

確定申告のステップ自体は、大したことないんですよね。
- 確定申告書を書く
- 税務署に確定申告書を提出
- 税務署で所得税を支払う
ただ、この「確定申告書」は書き方が複雑でわかりづらいうえに、税務署で記入すると時間も結構かかっちゃうのがネック。
そこで、今回は簡単に自宅で確定申告ができると有名な「会計freee(フリー)」を使って、雑所得の確定申告を一瞬で終わらせてみたいと思います!
ちなみに副業に限らず、開業届を出さずにブログやYouTube、FXなどでお小遣いを稼いでいる方も、僕と同じ「雑所得」扱いになるので参考にしてみてくださいね。
もくじ
雑所得の確定申告をfreeeでやってみる
会計freee(フリー)とは、確定申告を簡単におこなうためのオンライン会計ソフトです。
ここからは、この「会計freee」を使って、雑所得の確定申告(白色申告)をしていきたいと思います。
- アカウント登録
- 確定申告の内容を選択
- 名前や住所などを入力
- 源泉徴収票の内容を入力
- 雑所得や経費の合計金額を入力
- 「その他(副業や株取引のみなど)」を選択
- 「まだ何もしていない」を選択
- 「副業などの雑収入」にチェック
- 「簡単モードに切り替える」を選択
- 「次へ」をクリック
- 「プランに申し込む」か「無料お試し版」を選択
確定申告のデータ入力だけなら「無料お試し版」でも可能ですが、確定申告書を印刷する場合は「有料プラン」に申し込む必要があります。
- 「プランに申し込んで確定申告する」…データ入力と印刷が可能な有料プラン
- 「無料お試し版を使って確定申告する」…データ入力のみ可能な無料プラン(30日間)
- 「次へ」をクリック
この画面から、会計freeeアプリのダウンロードができるようになっています。
アプリを使うことで、レシートや領収書の写真データから、必要な情報を会計freeeへ簡単に記帳できるようになります。
ただし、雑所得の確定申告には「記帳」や「領収書の保管義務」がないので、このタイミングでアプリを利用する機会はないでしょう。
- 住所を入力
- 個人情報を入力
- 雑所得の仕事を入力
- 申告書の提出方法を選択
- 「保存して次に進む」をクリック
- 「源泉徴収票」を確認しながら入力
- 雑所得の「収入金額」と「必要経費等」を入力
- ほかに申告するものがあれば入力
- 「次に進む」をクリック
会社員として給与所得のある方は、去年の「源泉徴収票」を見ながら入力してください。
あとは雑所得の「収入金額」と「経費」それぞれの合計金額を入力し、必要であればほかの項目についても入力していきましょう。

- 申告内容を確認
- 納付方法を選択
- 住所や名前を確認
「無料お試し版」を選択している方は、ここで申告内容の確認ができないので注意してください。
申告内容を確認する場合は、最低でも「スタータープラン(有料)」にする必要があります。
「月額払い」でも大丈夫なので、freeeで確定申告をするつもりの方は、ここでプランを切り替えましょう。
また、会社に副業がバレたくない方は、納付方法を「自分で納付」にしてください。
「給与から天引き」にしてしまうと、会社の給料から副業の所得税が引かれることになるため、会社側に「所得税引かれ過ぎじゃない?」と、副業を疑われる原因にもなります。
- 申告書の支払い方法を確認
- 申告書を印刷
- 申告書に押印し、マイナンバーを記入
- 必要書類を持って税務署へ提出
- 納税
この画面は、STEP.5で選んだ「提出方法」によっても変わってきます。
「税務署で提出」を選んだ方は、「PDFファイルをダウンロード」をクリックして印刷、あとは印刷した申告書を税務署に持っていけば確定申告が完了です。
税金もその場で納税するか、後日、銀行やコンビニ、クレジットカードなどで支払うかを選ぶことができます。
ちなみに、PDFをダウンロードする場合も「有料プラン」に申し込む必要があるので注意。
収入や経費の記帳、帳簿の提出、領収書の保管は不要
通常、白色申告をする場合は、収入や経費の記帳が必要になります。
また、帳簿は7年、請求書や領収書は5年の保管が義務付けられています。
ただし、雑所得での白色申告の場合、これらの提出や保管の義務はありません。
対象となる方
事業所得、不動産所得又は山林所得を生ずべき業務を行う全ての方です。
※ 所得税及び復興特別所得税の申告が必要ない方も、記帳・帳簿等の保存制度の対象となります。
つまり、ブロガーやFXトレーダーであっても、開業届を出した個人事業主などではない限り、白色申告に伴う記帳や領収書などの保管義務はないのです。
ただ、いずれにしても確定申告をする際に収入や経費を計算することになるので、エクセルにでも簡単にまとめておくといいでしょう。

まとめ:確定申告書は税務署で作ると待たされる!
雑所得の確定申告(白色申告)は、青色申告に比べるとかなり簡単です。
収入や経費の帳簿はいらないですし、領収書なども保管する義務がありません。
また、会計freeeなどのソフトを利用すれば、確定申告書の作成も一瞬で終わらせることができます。
「確定申告書って面倒そうだな…」と腰が重たい方も、「10分だけ」頑張ってサクッと作っちゃいましょう!
税務署は「申告」と「提出」で窓口が分かれているのですが、その場で書いて申告する人が多いため、何も準備せずに行くとかなり待たされてしまいます。
そんなところに無駄な時間を使うよりも、事前に会計freeeで確定申告書を作成して、提出窓口に直接持って行ってササッと帰りましょう。数分で終わりますから。
もし、これから個人事業主になることも考えているのでしたら、「開業」や「経費」についての記事も読んでみてくださいね。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!

