Git(ギット)は、エンジニアにとって必要不可欠なツールです。
ですが、多くのGit初心者は「Gitって何のメリットがあるの?」と、いまいちメリットを感じられない状態だと思います。
これは、Gitが複数人での開発を想定して作られているのに対し、独学では1人でしかGitを使わないため、Gitの恩恵が伝わりづらいのです。
今回はそんな方のために、Gitの細かいメリットや2人で作業をするケースを想定しながら、Gitの基本操作からコマンドの使い方までを体系的に学習できるよう解説していきます。
関連するGitの入門記事をまとめているので、気になる記事があれば、その都度クリックして読み進めていってくださいね。
もくじ
【STEP.1】Gitの基本や仕組みを勉強(入門編)
Git(ギット)とは、「分散型バージョン管理システム」とよばれるソフトウェアです。
簡単に言うと、HTMLや画像ファイルなどを管理するためのツールってだけなのですが、初心者はどうしてもGitに苦手意識を持ちやすいです。
これは、Gitの基本的な仕組みを理解しないまま、何となくでGitを使っているため、問題が起きたときの対処法がわからないからでしょう。
そこで、一度コマンドのことは忘れて、まずはGitの基本的な仕組みにフォーカスして勉強していくことにします。
Gitは基本用語だけでも、以下のようにたくさんありますので、1つずつしっかり理解することが大切です。
- ローカルリポジトリ
- リモートリポジトリ
- リビジョン
- ブランチ
- コミット
- インデックス
- ワーキングディレクトリ
- プッシュ
- プル
▼Gitの仕組みを勉強するステップ
- Gitとは
- Gitの仕組み
- Gitの流れ
- GitとGitHubの違い

【STEP.2】Gitのインストール方法と初期設定
Gitの基本を理解したところで、次は実際にGitをインストールしてみましょう。
ここでは、インストール手順がややこしいWindowsをメインに紹介していきます。
MacやLinuxのインストールについては、調べれば簡単にインストールできると思うので、ここではサラッとしか触れていません。
インストールが終わったあとは、Gitを使うための初期設定もおこなっていきましょう。
この設定もコマンドを数個たたくだけなので、とっても簡単にできますよ。
▼Gitのインストールと設定を勉強するステップ
- Gitのインストール方法
- Gitの初期設定

【STEP.3】GitHubの使い方と用語を勉強
GitHub(ギットハブ)の用語や、使い方についても勉強しましょう。
ここでは、事前にインストールした「Gitのローカルリポジトリ」と「GitHubのリモートリポジトリ」を連携させるための手順を紹介していきます。
この作業が終わると、Gitを使ったファイルのバージョン管理がいつでもできるようになります。
▼GitHubの使い方と用語を勉強するステップ
- GitHubとは
- GitHubの用語(プルリクエスト、フォーク)
- GitHubのリポジトリの種類
- GitHubの料金プラン
- GitHubの使い方

【STEP.4】Gitの基本コマンドの使い方を学習
いよいよ、本題であるGitコマンドを使ったバージョン管理をおこないます。
ただ、Gitは初心者にとって挫折しやすい難関であるため、いきなり複雑なことはしません。
まずは、Gitの基本的なコマンドの使い方を確実に覚えるところから始めてみましょう。
初心者にもわかりやすく体系的に解説しているため、上から順番に見よう見まねで進めるだけでも、かなり勉強になるはずです。
基本コマンドに絞っているとはいえ、かなりのコマンド数なので、しっかり時間をかけて覚えていきましょう。
▼Gitコマンドの使い方を体系的に学ぶステップ
- git init
- git status
- git add
- git commit
- git log
- git remote
- git push
- git branch
- git diff
- git reset
- git checkout
- git clone
- git fetch
- git merge
- git rebase
- git pull

まとめ:Gitはエンジニアの必須スキル!
GitやGitHubの操作は、エンジニアにとって必須のスキル。
エンジニアになれば、毎日のようにGitを使うことになるからです。
また、これからエンジニアを目指す方であれば、自分が書いたソースコードをGithubに登録し、転職活動で利用することもあるでしょう。
プログラミングとは別のスキルになりますが、最低限のGit操作くらいは覚えておいて損はしません。
ただ、プログラミング学習も含め、「なかなかモチベーションが上がらない」といった方も多いと思います。
そんなときはプログラミングスクールなどに通い、強制的に勉強する環境へ身を置いてみてはどうでしょうか?
だらだらと勉強を続けているだけでは、なかなかエンジニアにはなれませんので、ときには大胆に動くことも必要だと思います。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!

