「フリーランスになるには、どんな登録や手続きが必要なの?」
「フリーランスって何をしたらいいの?」
最近は、会社員として働き続けたいという方よりも、フリーランスになって自由に生きていきたいといった方が増えていますよね。
満員電車からの脱出や終身雇用崩壊への不安、テレワークへの期待など、フリーランスに興味を持つ機会も多くなっていることでしょう。
そんな話題のフリーランスですが、実は誰にでもなるチャンスがあります。
特別な登録手続きも必要ありませんし、自分のしたいことを仕事にして収入を得られるなら、本当に誰でもなれるのです。
なんだか自由に生きているニートと少し似ている部分もありますが、ニートと大きく違うのは「自分でお金を稼ぎ続ける」というところ。
そのため、自分のスキルを活かしてお金を稼ぎ、最終的には個人事業主や法人を設立し、事業を成功させることが目標になります。
「フリーランスになるつもりが、稼げなくてニートになってしまった」
そんなことにならないよう、この記事では
- フリーランスと個人事業主の違い
- フリーランスの始め方や働き方
- フリーランスの税金や経費
など、フリーランスになるうえで必要な情報を、ステップに分けて紹介していきます。
この記事を読んで、あなたも失敗しないフリーランス目指してください。
もくじ
フリーランスとは?個人事業主との違い
フリーランスとは、会社や組織、団体に属さずに仕事をしている人たちのことをいいます。
似たようなものに「個人事業主」がありますが、これは税務署に「開業届」を提出し、事業をおこなっていると国に認められた人たちのことです。
つまり、個人事業主にならなくても、企業に属さず何かしらの仕事をしていればフリーランスなのです。
もちろん、趣味を仕事にしたと言いながらもお金を稼げなければ、それは「ニート」と呼ぶべきかもしれませんが。

フリーランスになるには
フリーランスになるには、どうしたらいいのでしょうか?
答えはかんたん。会社員を辞めて、自分の力でお金を稼げばいいのです。
ただ、この「自分の力でお金を稼ぐ」ということへのハードルが高く、「自分には無理だ」とあきらめてしまう方も多いでしょう。
以前の僕も、「会社員を辞めたって稼げる自信がない」とあきらめていましたから。
じゃあ、なぜ僕はフリーランスになれたのか?
それは、1人で稼げるスキルを身に付けたからです。
おそらく、フリーランスになりたくてもなれない方の多くは、以前の僕と同じように稼ぐスキルがないことが原因だと思います。
逆にいえば、スキルさえ身に付けられれば、フリーランスとして生きていく自信にも繋がるということですよね。
フリーランスの仕事や働き方
では、フリーランスとしての仕事や働き方には、一体どのようなものがあるのでしょうか。
すべての職業を紹介することは難しいので、ここでは僕がおすすめする3つの職業を紹介します。
- エンジニア
- ブロガー(アフィリエイター)
- YouTuber
これらの職業は学歴や才能に関係なく、努力次第で誰でも目指すことができます。
また、これらはどれも「パソコン」と「インターネット」があれば作業できるため、自宅に居ながらでも仕事をすることが可能です。
このほかにも、クリエイターやデザイナーといった仕事も人気ですが、これらはスキルのほかに「センス」を磨く必要があるため、初心者にはちょっと難しめなので除外します。
エンジニアの仕事
フリーランスとして安定した収入を手に入れたいなら、エンジニアがおすすめです。
フリーランスエンジニアになれば、月に60万円~100万円くらいを稼ぐことができ、比較的リモートワークもしやすいでしょう。
最短でエンジニアになるためには、プログラミングスクールなどでエンジニアとしてのスキルを学ぶ必要があります。

スクールに通うとお金がかかりますが、未経験者でも最短でエンジニアに転職できるところが魅力。
ここでかかる費用を「自分の未来への投資」と、しっかり割り切れるかどうかが重要になってくると思います。
転職したあとは、企業で働きながらエンジニアとしての経験を積み、スキルを磨いていきます。
また、それと同時に会社やエンジニアの信頼を得ながら、コネも作っていきましょう。
ここまできたら、会社を辞めてフリーランスになり、コネを使って仕事をもらうことで、「フリーランスエンジニア」として働くことができます。
もちろん、コネが作れなくてもフリーランス用のエージェントサービスがあるので、あまり心配する必要はありません。
仮にフリーランスとして失敗しても、エンジニアは常に需要があるため、いつでも会社員に戻れますので安心してください。
ちなみに、高卒で未経験の僕でもWebエンジニアになれたので、やる気があれば誰でもなれると思います。


ブロガー(アフィリエイター)の仕事
ブロガー(アフィリエイター)の最大の魅力は、場所や時間に縛られず、好きなブログを書きながら生活できるところです。
運営している自分のブログに、アフィリエイトなどの広告を貼ることで収入を得ることができます。
文章が好きな方以外にも、田舎で働きたい方や人と関わりたくない方、自分のペースで仕事をしていきたい方などにもおすすめです。
そんなブロガーになるためのステップはとっても簡単。
- レンタルサーバーを借りる
- WordPressをインストールする
- ひたすら記事を書く
たったコレだけです。
ブログに必要なスキルは主に文章力なので、文章さえ書ければ比較的かんたんに誰でもブロガーになることができます。

ただし、当たり前ですが「ブロガーになること」と「お金を稼ぐこと」は別なので、お金を稼ぐための努力は必要です。
とくに、最初は記事を書き続ける「継続」が1番大変でしょう。
ブログは誰にでも簡単に始められますが、継続して書き続けることは思っている以上に大変。
ですが、これらを乗り越えたさきには、「月収50万円」や「月収100万円」といった夢のある話も待っていたりします。
エンジニアと比べると、確実に稼げるとは言い切れませんが、かかるお金もレンタルサーバー代やドメイン代くらいなので、比較的リスクも少なく始められます。

YouTuberの仕事
いま人気のYouTuberは、ブロガーの動画版といった感じですね。
得られる収入もブログと同じく、動画の視聴中に表示される広告収入がメインとなります。
再生数が伸びることで収益が上がり、月収100万円超えなどの夢があるという部分もブログと同じでしょう。
ただし、ブログと大きく異なる点は「YouTubeは動画」であるということ。
そのため、自身のトークや撮影、編集といったスキルがかなり重要になってきます。
また、顔を出したくない方やトークに自信のない方は、それなりの工夫をして動画を作る必要があるでしょう。
そんなYouTuberになるために必要なものは、以下の4つです。
- パソコン
- インターネット
- カメラ
- 動画編集ソフト
お金をかけたくないなら、iPhoneなどのスマホカメラや無料の動画編集ソフトで済ませてもいいですし、お金をかけて優れたものを揃えてもいいでしょう。
もちろん、作りたいコンテンツによっては、ほかにも色々と揃える必要があるかもしれません。
そうこうして作られたあなたのコンテンツにオリジナリティがあり、ユーザーから求められているのであれば、YouTuberとしてもやっていけるでしょう。
軌道に乗ってからフリーランスになる
フリーランスとしてやりたいことが見つかったら、さっそく挑戦してみましょう!
おそらく、最初は色々と学びながら実践していくことになると思います。
まずは、そこで手応えをしっかり感じられるようになるまで頑張ってみてください。
たとえば、こんな感じ。
- 「エンジニア」…ある程度の開発なら1人で対応できる
- 「ブロガー」…月収が15万円を突破した
- 「YouTuber」…チャンネル登録者数が10万人を突破した
このように「事業として軌道に乗ってきたな」と感じたら、フリーランスとして本格的に活動することを考えましょう。
つまり、会社員であれば退職するのもこのタイミングになるってことですね。
開業届を提出して個人事業主になる
フリーランスになって事業が成功し、ある程度の所得が見込めるようになったら、個人事業主になりましょう。
個人事業主になることで事業として認められるだけでなく、「青色申告」ができるようになるなどの節税メリットもあるからです。
個人事業主になるには、税務署に「開業届」を提出する必要があります。
開業届は「開業freee」を利用することで、自宅に居ながらも簡単に作成できるのでおすすめです。

フリーランス用の銀行口座を開設
個人事業主になったタイミングで、フリーランス用の銀行口座を開設しましょう。
プライベート用口座と分けることで、お金の流れが把握しやすくなるだけでなく、確定申告で必要な記帳などの作業も楽になります。

フリーランス用のクレジットカードを作る
銀行口座を開設したら、次はフリーランス用のクレジットカードを作りましょう。
これもさきほどの口座と同じように、プライベートと事業でかかった出費を分け、確定申告時に経費として記帳しやすくするために必要です。

フリーランスの経費や税金対策について
フリーランスになったら、経費を使った税金対策が重要になります。
これらの知識や対策がなければ、確定申告時に多くの税金を支払うことになってしまい、必ず損をすることになります。
- どこまでが経費になるのか?
- いくらまでが経費になるのか?
節税はフリーランスにとって必須知識なので、しっかり押さえておきましょう。

確定申告(青色申告)の準備
個人事業主になったら、確定申告(青色申告)の準備をしましょう。
確定申告の提出は翌年の2月中旬~3月中旬ですが、青色申告するためには事前に「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。
青色申告承認申請書は、「開業freee」を使えば自宅で簡単に作成できて便利ですよ。
また、個人事業主になると、売上や仕入、経費などを記帳する義務もありますので、こちらの準備もしておきましょう。
これらを一から手作業でおこなうのは非効率なので、「会計freee」などの会計ソフトを使って記帳するようにします。
「会計freee」は、フリーランス用に作った口座やクレジットカードと紐付けることで、自動で記帳するようにもできるため、早い段階で紐付けておくとギリギリになって焦らなくていいでしょう。

まとめ:フリーランスへの近道は何かを始めること!
ここまでフリーランスの始め方や働き方など、フリーランスになるためのステップを紹介してきました。
フリーランスとして成功する秘訣は、何かしらのスキルをしっかり身に付けておくことです。
プログラミングでもブログでも、動画編集でも何でも構いません。
あなたに気になっているものがあるのなら、まずは始めてみてください。
その一歩こそが、フリーランスになるための近道となるはずです。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!

