Webシステムにとって、「データベース」は必要不可欠な存在です。
データベースの基礎をしっかり勉強し、データの検索や保存などの基本操作ができるようになれば、Webシステムに多くの機能を実装することができます。
ここでは、データベースの仕組みを知るためにも、入門として「MySQL(マイエスキューエル)」をインストールし、初心者でもSQLコマンドを使った「データベースの基本操作」ができるようになるまでのステップを紹介します。
もくじ
【STEP.0】MySQLとは
MySQL(マイエスキューエル)とは、「データベース」と呼ばれるソフトウェアの1つです。
データベースとは、Webシステムなどでよく利用される情報を保存したり、取り出したりするためのソフトのこと。
たとえば、Amazonでいう「商品情報」だったり、あなたの「アカウント情報」だったりですね。
データベースにはいくつかの種類がありますが、無料データベースの中では「MySQL」が非常に人気となっています。
【STEP.1】データベースの構造や仕組みを勉強
まずは、データベースの構造や仕組みについて勉強しましょう。
データベースにもいくつかの種類がありますが、ここではWeb業界で頻繁に利用される「RDBMS(リレーショナルデータベースマネジメントシステム)」について学習します。
RDBMSは、Webエンジニアであれば触らない日がないくらい有名なデータベースです。
「レコード(行)」と「カラム(列)」で構成されたテーブルにデータを格納することで、Webアプリケーションから利用できるようになります。
ここで、しっかりデータベースの基礎を身につけましょう!
▼データベース構造と仕組みを勉強するステップ
- データベースの構造と仕組み
- RDBMSとRDBの違い
- テーブルとデータ型
- データベースの仕組み
- データベースとテーブルの違い

【STEP.2】MySQLのインストール方法を勉強
Linux環境に、RDBMSの1つである「MySQL(マイエスキューエル)」をインストールします。
Webシステムは、基本的にLinuxの中に構築されるのが一般的なので、勉強する段階からLinuxに慣れておくと業務で困らないでしょう。
インストールしたあとは、MySQLサーバを起動して利用できる状態にします。
これで、MySQLを使う準備が整いました。
▼MySQLのインストールやサーバー操作の勉強ステップ
- MySQLの概要
- LinuxにMySQLをインストール
- MySQLサーバの操作(起動、停止、再起動)

【STEP.3】MySQLのログインや設定ファイルの変更方法を知る
MySQLのログイン手順や、設定ファイルの変更方法について勉強しましょう。
MySQLの初回ログインは簡単そうに見えて、実は少しややこしいです。
この初回ログインは、初心者がつまずきそうなポイントがいくつも存在します。
とくに独学で勉強してきた方は、頼れる方がまわりにいないため、詰まってしまう可能性がとても高いでしょう。
そこで、あえてログインの失敗例を出しつつ、体系的にエラーを解決する方法を以下の記事で紹介することにしました。
▼MySQLのログインや設定ファイルについて勉強するステップ
- 初期パスワードの確認とログイン
- ログインパスワードの変更
- MySQL設定ファイルの変更

【STEP.4】MySQLの基本操作コマンドの使い方を学習
MySQLに限らず、RDBMSでは「SQL(エスキューエル)」というデータベース言語を使ってデータベースを操作します。
このSQLの使い方を覚えることで、MySQLを自由に操作できるようになります。
ここで紹介する記事では、上から順番にコマンドを実行していくことで、初心者でも体系的にMySQLの基本操作を覚えられるようになっています。
▼MySQLの基本操作を勉強するステップ
- SQLの概要
- SQLの種類
- MySQLの基本コマンド(作成、読み込み、更新、削除)

まとめ:難しいと感じる方は勉強法を見直そう!
MySQLを使ったデータベースの学習方法を紹介しました。
ここまでの記事を読んでみて、「難しそう…」「何を言ってるのかわからない…」という方は、Webやインフラの基礎知識が足りていない可能性があります。
独学での勉強には限界があるため、さらなるステップアップを目指すのでしたら、プログラミングスクールの利用も考えてみてください。
スクールのカリキュラムで勉強していると、独学では知り得なかった情報がたくさん出てくることに驚くはずです。
また、わからないことを講師に質問したり、転職サポートなども受けられるので、エンジニアへの転職に不安を感じている方にもおすすめです。
もちろん、スクールは受講料がかかりますが、エンジニアに転職できれば、時間もそれほどかからず元が取れるでしょう。
遅かれ早かれ、転職時に自分の実力を示すためのWebアプリを作ることになります。
「1人でWebアプリを作れるか心配」という方は、スクールの利用も考えてみましょう。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!
