これからブログを始めるなら、「ConoHa WING」もおすすめレンタルサーバーの1つです。
いままでレンタルサーバーといえば実績のある「エックスサーバー(XSERVER)」、独自ドメインといえば安くて種類が豊富な「お名前.com」と、ブログを始めるにはそれぞれのサービスと契約して、連携する必要がありました。
ですが、2019年9月26日から「ConoHa WING」でもなんとドメインが取得できるようになったんです!
しかも、「お名前.com」と同じGMOという会社が運営していることもあり、選択できるドメインも豊富!
つまり、「ConoHa WING」と契約するだけで、簡単にブログを始めることができるようになったってことなんですよね。
「でも、いままでだってConoHa WINGはあったよね?なんでエックスサーバーが選ばれていたの?」
それは「ConoHa WING」が2018年9月に出たばかりのサービスであり、「エックスサーバー」と比べると実績や認知度が低かったからというのが大きいです。
ですが、実際のところは目立った障害報告もなく、レンタルサーバーの処理速度も日本一を誇るなど、認知度を除けばかなりおすすめできるレンタルサーバーだったりします。
それに加えて、今回独自ドメインも取得できるようになったということで、さらにおすすめしやすくなったのです。
「うーん、でもやっぱり信頼できるサーバーのほうがいいな」という方は、実績のある「エックスサーバー」を選ぶといいでしょう。

ここからさきは、もっと具体的な「ConoHa WING」を利用するメリットや、「ConoHa WING」で始めるブログ開設手順を紹介していきます。
もくじ
「ConoHa WING」とは
「ConoHa WING」とは、簡単にいってしまうと国内最速のレンタルサーバーです。
サーバーの処理速度だけでみると、ほかのレンタルサーバーと比べて圧倒的な速さ(2位との差が2倍)を誇っています。
また、独自ドメイン取得サービスを始めたこともあり、ブログを始めるうえで必要なものがすべて揃っているため、「ConoHa WING」1つでブログの開設ができるところも大きな魅力の1つとなっています。
「ConoHa WING」は処理スピードが国内No.1
ConoHa WINGの目玉は、やはりWebサーバーの処理速度です。
なんてったって、「日本一速いレンタルサーバー」なんですから。これはデータとして出ているので、否定しようがありません。
月ごとのデータ転送量で比べても、「ConoHa WING」のほうが圧倒的に高い数値を出しています。
- 「ConoHa WING」…4.5TB/月
- 「エックスサーバー」…2.1TB/月
といっても、月数十万程度のアクセスであれば、どちらのレンタルサーバーでも問題なく耐えられるスペックではあります。
「ConoHa WING」は初期費用無料で時間課金
ConoHa WINGは、これからブログを始める初心者にとって、嬉しい料金設定になっています。
- 初期費用が無料
- 最低利用期間がない
- 時間課金制(上限あり)
一般的なレンタルサーバーであれば、最初に3,000円程度の初期費用が発生しますが、ConoHa WINGは初期費用がなんと「無料」です。
また、ConoHa WINGには最低利用期間がないので、気軽に始めることができます。
ほかにもConoHa WINGは、1時間あたり「2円」の料金を支払う時間課金制を採用していることも大きな特徴です。
これは、月の途中から契約したり、月の途中で解約するユーザーが損をしないように作られた仕組みです。
もちろん、利用料にはしっかり上限が設定されているため、どれだけ使ってもMAX月1,200円(ベーシックプラン)の請求しかされないので安心してください。
そして、このあと紹介する「WINGパック」を選ぶことで、月々の料金をさらに安くすることができます。
「WINGパック」はドメイン付きの超お得な料金プラン
ConoHa WINGには、「WINGパック」という長期契約することで月々の利用料金が安くなるプランがあります。
- 「通常」プランの場合…月額1,200円
- 「WINGパック(12ヶ月)」プランの場合…月額900円
契約期間は、3ヶ月~36ヶ月と選ぶことができ、期間契約が長いほどお得になります。12ヶ月契約なら年間3,600円も安くなりますね。
そして、このWINGパック最大の目玉は「独自ドメイン」を1つ無料で取得できるということ。
通常、ドメインを購入すると年間利用料が発生しますが、WINGパックの契約中であれば、なんと無料で利用し続けられるのです。
これからブログを始める方は、ぜひ「WINGパック」を利用することをおすすめします。
「ConoHa WING」には「リザーブドプラン」がある
ConoHa WINGには、基本プラン(上3つ)のほかにリザーブドプラン(下3つ)が存在します。
リザーブドプランとは、基本プランの内容に加え、サーバ内の「CPU」や「メモリ」などが個別で割り当てられているプランです。
通常、1つのサーバーに自他関係なく多くのブログやWebサイトが詰め込まれていて、そこでは常にリソース(CPUやメモリ)を奪い合っている状態です。
ここでとあるブログが毎月100万PVもある「モンスターブログ」だったとしましょう。
すると、このモンスターブログにリソース(CPUやメモリ)が大量に奪われてしまい、ほかのブログやサイトは残ったリソースを分け合うことになります。
ちょっとこれは極端な例でしたが、なんとなくイメージはできたのではないかと思います。
つまり、リザーブドプランにすることで、他人のサイト負荷の影響を受けずにパフォーマンスを出せるということなんです。
そして、この仕組みこそが「ConoHa WING」を利用する大きなメリットといってもいいでしょう。
ちなみに、プラン変更は管理画面からいつでも簡単にすぐできちゃいます。来月からとかではなく「いますぐ」にです。
「やっぱり、このプランはオーバースペックだったな」
「サイトが重いから、ちょっとアップグレードしたい」
こんなときも、ワンクリックでいつでも簡単にプランを変更できるのです。
「ConoHa WING」ならブログ開設までの手順が少ない
通常ブログを始める際は、ざっくり以下の手順が必要になります。
- 独自ドメインの取得
- レンタルサーバーの契約
- WordPressのインストール
- 常時SSL化(HTTPS通信)
この手順を、ほかのレンタルサーバーやドメインサービスでおこなうと
- 「ドメインサービス」に申し込む
- 「ドメインサービス」で独自ドメインを取得
- 「レンタルサーバー」に申し込む
- 「ドメインサービス」でネームサーバーを登録
- 「レンタルサーバー」で独自ドメインを登録
- 「レンタルサーバー」でSSLの有効化
- 「レンタルサーバー」にWordPressをインストール
- 「レンタルサーバー」で常時SSL化の設定(.htaccessの編集)
ですが、ConoHa WINGであれば
- 「ConoHa WING」に申し込む
- 「ConoHa WING」で独自ドメインを取得
- 「ConoHa WING」で独自ドメインを登録
- 「ConoHa WING」でSSLの有効化
- 「ConoHa WING」でWordPressをインストール
たったこれだけで済んでしまうのです。
「レンタルサーバーの契約」と「独自ドメインの取得」をまとめられるConoHa WINGならではの魅力ですね。
「ConoHa WING」に申し込む
では、ConoHa WINGの魅力も伝わったと思うので、サクッとブログを開設してみましょう!
ここからは、画像多めでシンプルに進めていきますね!
- 「アカウント情報」を入力
- 「次へ」をクリック
- 「電話番号」を入力
- 「SMS認証」 or 「電話認証」をクリック
- スマホに届いたSMSに記載されている「ConoHa認証コード」を確認
- 「認証コード」を入力
- 「送信」をクリック
- 「お支払方法」を選択
- 「お支払方法に必要な情報」を入力
- 「次へ」をクリック
支払い方法はお好きなもので構いませんが、僕は自動支払いが可能な「クレジットカード」をおすすめします。
というのも、万が一「チャージ」を忘れてしまうと、サーバーが停止し、PVや収益がまったく発生しなくなるリスクがあるためです。
- 「料金タイプ」を選択
- 「契約期間」を選択(WINGパック時のみ)
- 「リザーブドプランを見る」をクリック
- 「プラン」を選択
料金タイプは、長期契約割引のある「WINGパック」か、「通常料金」から選ぶことができます。
これからブログを始める方には、「WINGパック」が絶対におすすめです。
3ヶ月以上の利用で通常料金よりも安くなるだけでなく、無料でドメインまで付いてくるのですから、ほかに選択肢はありません。
デフォルトで基本プランが3つ表示されていますが、「リザーブドプランを見る」をクリックすることで、リザーブドプランも選択できるようになります。
上の画像は「通常料金」の場合の金額です。「WINGパック」を選んだ方は、選択した契約期間によって料金が違うはずです。
プランに迷ったら、1番安い「ベーシックプラン」にしましょう!
「ベーシックプラン」でも、月数十万PVくらいならまったく問題ないスペックですからね。
それにプランはあとからいつでも簡単に変更できるので、最初は「ベーシックプラン」にしておいて、状況に合わせてアップグレードすればいいと思います。
- 「初期ドメイン」を入力
- 「サーバー名」を入力
- 「追加」をクリック
独自ドメインを利用する予定なので、「初期ドメイン」は好きなものにして大丈夫です。おそらく、使う機会もほとんどないと思います。
また、「サーバー名」はデフォルトで入力されていますが、わかりづらいのでシンプルなものに変えちゃいましょう。あとから変更もできます。
- 「ドメイン新規取得」を選択
- 「追加する」をクリック
ここまでで「ConoHa WING」への申込みが完了し、サーバーが追加されました。
上の画像は、「通常料金」を選択した場合の画面ですが、「WINGパック」を選択した場合も手順は同じです。
では、次に進んで独自ドメインを取得して設定しましょう!
「ConoHa WING」で独自ドメインを取得
「ConoHa WING」に自分のサーバーを作ることができたので、次は「独自ドメイン」を取得していきます。
基本的には、自分の好きなドメイン名にして大丈夫です。
もし「戦略的にしっかり決めたい!」というのであれば、こちらの記事を参考にしてみてください。

さきほどの手順から何も触っていない方は、おそらく上のような画面が表示されていると思います。
「画面が上と違う!」って方は、以下の手順で表示させてください。
- 「ドメイン」をクリック
- 「+ ドメイン取得」をクリック
- 「ドメイン名」を入力して検索
- 「その他のTLD」をクリック(必要であれば)
「ドメイン名」を検索すると、候補がズラーッと表示されます。
「×」がついているドメインは、すでに誰かが購入しているため取得できません。
「おすすめTLD」は人気があるので、なかなか自分の気に入ったドメイン名をつけられないかもしれません。
そんなときは、「その他のTLD」からも探してみましょう。
少し金額は上がりますが、その分ライバルも少なく、自分の気に入ったドメイン名を選びやすくなります。
このブログも「その他のTLD」から選んだ「.blog」になっています。
- 「カートに追加」をクリック
- 「次へ」をクリック
「契約年数」はデフォルトで「1年」に設定されていますが、そのままでいいでしょう。
補足として、カート画面に表示されている「WHOIS代行設定済み」とは、ドメイン登録者情報(個人情報)を守るため、代わりに「ConoHa WING」の情報に置き換える設定がされているという意味です。
「ドメインが公開されてもあなたの個人情報が漏れることはないよ!」と、あえて明記しているだけなので、気にしなくて大丈夫です。
- 「ドメイン登録情報」を入力
- 「次へ」をクリック
- 「決済」をクリック
上の画面は、「通常料金」プランを選択した場合の画面です。
「WINGパック」を選択した方は、ここで確認画面が表示されているはずなので、「決定」をクリックして完了させましょう。
もし、「WINGパック」で申し込んだのに確認画面が表示されていない方は、以下の手順でもう一度試してみてください。
- 「サーバー管理」メニューをクリック
- 「契約情報」をクリック
- 「サーバー情報」をクリック
- 「無料独自ドメイン」項目の「未設定」をクリック
- 「今は作成しない」をクリック
これで独自ドメインを取得することができました。
ここで「作成する」をクリックして、さきに進むこともできるのですが、その前に一度、独自ドメインの状態を確認したいので、あえて「今は作成しない」をクリックします。
ちなみに、上のような画面が表示されない方もいると思いますが、とくに問題ないので次へ進みましょう。
「ConoHa WING」に独自ドメインを追加
さきほど取得した「独自ドメイン」をConoHa WINGのサーバーに追加登録します。
すでに独自ドメインが追加されている方もいるかもしれませんが、念のためここで確認しておきましょう。
- 「サーバー管理」をクリック
- 「ドメイン」をクリック
- 「ドメイン名」と「独自SSL」を確認
「ドメイン名」のリストに、さきほど取得した独自ドメインが表示されていれば問題ありません。
もし、ここに独自ドメインが表示されていない場合は、このまま進んで独自ドメインを追加させましょう。
- 「サーバー管理」をクリック
- 「ドメイン」をクリック
- 「+ ドメイン」をクリック
- 「新規独自ドメインを追加」をクリック
- 「独自ドメイン」を入力
- 「利用する」をクリック
- 「保存」をクリック
「無料独自SSL」は必ず利用してください。
この設定を忘れると「HTTPS通信」ができなくなり、セキュリティやSEO的な面からみてもマイナスになってしまいます。
これで独自ドメインの追加が完了しました。
あとは独自ドメインに対して「WordPress」をインストールするだけです。
「ConoHa WING」にWordPressをインストール
次はブログを書くために必要な「WordPress」のインストールです。
ConoHa WINGは、WordPressのインストールもめちゃくちゃ簡単です。
- 「サイト管理」をクリック
- 「切り替え(上の画面は押下時)」をクリック
- 追加した独自ドメインの「切り替え」をクリック
デフォルトでは「初期ドメイン」が選択されているので、さきほど追加した「独自ドメイン」に切り替えます。
- 「サイト管理」をクリック
- 「サイト設定」をクリック
- 「+ アプリケーション」をクリック
- 「アプリケーション情報」を入力
- 「保存」をクリック
アプリケーション情報は、以下のように入力してください。ちなみに、「サイト名」以降の項目は、お好きなものを入力して大丈夫です。
- 「アプリケーション」…WordPress
- 「インストール方法」…新規インストール
- 「バージョン」…最新バージョン(ここでは「5.2.3」)
- 「URL」…wwwなし、サブディレクトリは空欄
- 「サイト名」…ブログの名前
- 「メールアドレス」…WordPressからの通知を受け取るメールアドレス
- 「ユーザー名」…WordPressのログインユーザー
- 「パスワード」…WordPressのログインパスワード
- 「データベース」…WordPressのデータベースの設定
WordPressのインストールに成功すると、上のような画像が表示されます。
次は、「独自SSLの設定」です。
「ConoHa WING」で独自SSLの設定
インストールしたWordPressに対して、「独自SSL」の設定をしていきます。
簡単にいうと「https」で通信できるようにするための設定です。
「https」での通信ができるようになると
- ユーザーの入力情報が暗号化され、より安全に通信できる
- Googleが「常時SSL(https通信)」を推奨しているため、SEOの面で有利になる
つまり、セキュリティ面やSEO的に考えても、ブログをやるならSSLの設定は必須ということです。
- 「サイト管理」をクリック
- 「サイトセキュリティ」をクリック
- 「独自SSL」をクリック
- 「ON」をクリック
「ON」をクリックすると、ボタンの下に「設定中」と表示されると思います。
この「設定中」が「利用中」に変わると、次のSTEPの「SSL有効化」ボタンが押せるようになります。
- 「サイト管理」をクリック
- 「サイト設定」をクリック
- 「アプリケーションインストール」をクリック
- 「SSL有効化」をクリック
これでSSLが有効になりました。
画面に表示されている「サイトURL」や「管理画面URL」をクリックして、「https」でアクセスできることを確認しましょう。
ちなみに、URLを「http」に変えてアクセスしても「https」にリダイレクトされるはずです。
これは「ConoHa WING」側で、「httpでアクセスされると自動的に301リダイレクトする」という設定をしてくれているからです。
「ConoHa WING」のキャッシュ設定
さいごに、ConoHa WINGのキャッシュ設定をして、ブログのアクセスを高速化します。
キャッシュというのは、ブラウザやサーバーが「画像ファイル」や「CSSファイル」などを探しにいく手間を省くための仕組みです。
「ブラウザキャッシュ」を設定すると、2回目以降のアクセスに限り、ブラウザ側で画像などのファイルを保持(キャッシュ)してくれます。
これにより、サーバーへのアクセスする手間を減らせるため、結果的に画面に表示されるスピードが早くなるのです。
- 「サイト管理」をクリック
- 「サイト設定」をクリック
- 「応用設定」をクリック
- 「ブラウザキャッシュ」をクリック
- 「ON」をクリック
「コンテンツキャッシュ」も似たような仕組みで、こちらはサーバー側でキャッシュします。
ただし、記事やデザインを更新してもキャッシュが強すぎて、なかなか画面に変更が反映されないなどのデメリットもあるため、ここでは最低限あったほうがいい「ブラウザキャッシュ」のみ設定をおこないました。
必要であれば、「コンテンツキャッシュ」も試してみるといいでしょう。
まとめ:アフィリエイトブログを始めよう!
おつかれさまでした!
ここまで長かったですが、これでブログを書き始める準備が整いました。
いますぐにでもアフィリエイトブログを始めることができる状態です。
さっそく記事を書いて、あなたもブロガーデビューです!
ただその前に、WordPressのテーマについても確認しておきましょう。
アフィリエイトブログを運営しているブロガーのほとんどが、WordPressにテーマを導入しています。
それは、WordPressにテーマを導入することで、効率よく記事を書けるようになるからです。
ブログの収益化を考えているのであれば、ほぼ必須なので忘れず導入してくださいね!
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!
