「エンジニアの転職サイト(転職エージェント)なんてどれも一緒」
そう思ってはいませんか?
どのサイトでも求人は見つかるかもしれませんが、実は転職サイトごとに扱っている求人は、みなさんが思っている以上に違います。
というのも、企業は求人を掲載するために、転職サイトの運営会社にお金を支払う必要があるため、「とりあえず求人を掲載しておこう」とはなりません。
コンスタント(定期的)に採用しているような企業は、複数の転職サイトに掲載することもありますが、その都度募集をかけているような企業は、1つの転職サイトでしか扱っていないことが多いです。
複数の転職サイトをあわせて利用したり、自分に合った転職エージェントを絞るなどし、効率のいい転職活動を目指すことが大切になります。
ただ、転職サイトを選ぶのに労力や時間を使い過ぎるのはナンセンスなので、ここでは人事兼エンジニアの僕がおすすめできる転職サイト(エージェント)を3つに絞って紹介します。
ここからさきは、これら3つのサービスの特徴について紹介していきますね。
- 「マイナビクリエイター」…Webやゲーム業界に特化した大手エージェント
- 「Tech Stars Agent」…エンジニア経験者のコンサルタントが担当の頼れるエージェント
- 「doda(デューダ)」…doda限定の非公開情報が魅力の転職者満足度No1の求人サイト
もくじ
エンジニアにおすすめの転職サイト・転職エージェント
ここで転職サイトや転職エージェントをズラーっと紹介しても、結局どのサービスを利用していいのか迷ってしまうと思います。
でしたら、最初からある程度、候補を絞っておいたほうが選びやすいですよね。
ってことで、僕がおすすめしたいエンジニアの転職サイト(転職エージェント)を3つだけ紹介したいと思います。
マイナビクリエイター
マイナビクリエイターは、僕がおすすめしたいNo.1の転職エージェントです。
Web、ゲーム業界に特化した転職エージェントだということもあり、求人が探しやすいのはもちろんなんですが、僕が1番魅力的に感じたのは「エージェントの質」なんですよね。
というのも、僕は人事を担当していることもあり、マイナビクリエイターさんとお話しする機会もあるのですが、とにかくエンジニアへの想いがスゴイ!
「エンジニアに対する評価制度は、どのようなものでしょうか?」
「PMにならなければ、エンジニアとして評価されないのでしょうか?」
「クライアントに振り回され、エンジニアが疲弊するようなケースは多いですか?」
「履歴書なしのカジュアル面談も可能でしょうか?」
など、エンジニアであれば誰もが気になるポイントを、しっかりとついてきたところが非常に印象的。
また、その担当者の方は「企業の営業」と「エンジニアの面談」を兼任しているのもあり、企業とエンジニアに寄り添った「ミスマッチの少ない提案」を重要視していました。
まあ、当たり前といえば当たり前の話なのですが、「たくさん契約させて手数料をもらおう」って感じの営業さんが多いなか、マイナビさんは信頼度が高いなと感じたんですよね。
そんな理由から、Webエンジニアやゲームプログラマーとして働きたいなら、まずは「マイナビクリエイター」を利用してもらいたいです!
マイナビクリエイターの特徴
- Web業界、ゲーム業界の求人に特化している
- Web、ゲーム業界出身の専任キャリアアドバイザーがつく
- 担当者はエンジニアに寄り添った視点で非常にGOOD!
- ポートフォリオの作り方まで相談できる丁寧さ
Tech Stars Agent(テックスターズエージェント)
Tech Stars Agent(テックスターズエージェント)は、IT・Web・ゲーム業界に特化したエージェントです。
エージェント全員がエンジニア経験者のため、エンジニア独特の悩みなどを相談しやすいのが特徴。
また、Tech Stars Agentはフリーランス向けの「Midworks」という独立支援サービスも運営しているので、いずれは独立も考えているという方は、転職とあわせて相談することができます。
ほかにも、Tech Stars Agentだけの非公開求人があるのも魅力的ですね!
Tech Stars Agentの特徴
- IT・WEB・ゲーム業界特化の専門エージェント
- エージェントは全員エンジニア出身で、スキルやキャリアを考慮した転職サポートを受けられる
- 転職だけでなく、「Midworks」という独立支援サービスも運営しているため、独立を視野に入れたサポートも受けられる
- Tech Stars Agentのみの非公開・独占求人もある
doda(デューダ)
doda(デューダ)の最大の特徴は、8割以上が「非公開求人」だということ。
つまり、ほかの転職サイトを利用しているライバルを出し抜けるかもしれないということなんですよね。
もちろん、非公開求人が多いからといって、未経験エンジニアの求人が少ないなんてことはありません。
「未経験 エンジニア」で検索すると、しっかりヒットしますよ!
また、dodaは会員登録後に「転職サイト」と「転職エージェント」のお好きなほうを利用できるので、自分に合った転職スタイルを選ぶことができます。
唯一のマイナスポイントは、エンジニアの求人に特化しているわけではないってことでしょうか。
ですが、それでも
- エンジニア求人に力を入れている
- 担当者さんはエンジニア想い
といったことは、実際に打ち合わせで話したときの印象からも伝わってきました。
エンジニアを積極的に紹介してきてくれたのも、dodaさんでしたからね。
doda(デューダ)の特徴
- dodaが取り扱っている求人の80%以上が非公開求人
- 企業へのエントリー、選考結果のお知らせ、面接日程の調整などをフルサポート
- エンジニアに特化しているわけではないが、異業種の話を聞けるメリットもある
転職サイトと転職エージェントの違い
転職サイトと転職エージェントの違いについても、簡単に触れておきますね。
まず、さきに結論からお伝えしておくと、転職エージェントを利用したほうが圧倒的に楽に早く転職ができます。
これは、1度エージェントと面談してしまえば、あとは自分の代わりにエージェントが転職に必要な業務を進めてくれるからです。
これを踏まえたうえで、それぞれの違いを見ていきましょう。
転職サイトとは
まず、転職サイトについての流れを確認しましょう。
といっても、転職サイトを利用したことがある方は多いので、すでにご存じかもしれませんね。
- 自分で求人を検索
- 気になった求人に応募
- 書類選考を通過
- 面接
- 内定
転職サイトのメリット
転職サイトのメリットを簡単にまとめます。
- 自分のペースで転職活動ができる
- 同期ができる可能性が高い
最大の魅力は、自分のペースで転職活動ができるというところです。
ただし、これは「転職しよう!」という強い気持ちがないと、なかなか動き出せないというデメリットでもあります。
また、これは企業側の話になりますが、求人を一定期間掲載するたびに、掲載料として運営会社に「数十万円」を支払う契約になっています。
ということは、当然ですが企業側も「期間中にたくさん採用したほうが得」と考えるので、同期ができやすいことに繋がるのです。
ただし、採用に対してコストを抑える傾向にあるため、企業が成長するまでは大きな年収UPも難しいかもしれません。
転職エージェントとは
一方、転職エージェントの流れは、最初にエージェントと面談するところから始まります。
- エージェントと面談(希望求人などをヒアリング)
- 希望の企業を紹介してもらう
- エージェントから企業に応募
- 面接
- 内定(勤務開始日や給与交渉などもお願いできる)
エージェントとの面談で希望の条件などを伝えると、その場で求人を紹介してくれます。(後日の場合もあります)
応募したい求人があれば、あなたの代わりにエージェントが履歴書や職務経歴書などを企業に送ってくれるでしょう。
内定をもらったあとも、勤務開始日や給与交渉など、言いづらいことも代わりに調整してくれるといった特徴があります。
転職エージェントのメリット
転職エージェントのメリットも、いくつか紹介します。
これらに魅力を感じる場合は、転職エージェントの利用がおすすめです。
- 求人が出たときの連絡が早い
- エージェントが求人を探してくれるため、自分で探す必要がない
- 業界知識のあるエージェントは頼れる(未経験者の場合はとくに)
- 面接の練習や履歴書、職務経歴書の書き方についてアドバイスをもらえる
- 企業にあなたの人柄や志向を書いた「推薦状」を送ってくれる(選考が通過しやすい)
- 交渉しづらい年収や待遇などの条件面の調整もお願いできる
- 年収が上がりやすい
とくに、最後の「年収が上がりやすい」というのは、転職エージェントを利用している企業の体質に関係してきます。
転職エージェントは、転職サイトに比べて採用コストが高く、1人採用するごとに「数十万円」というお金を支払う契約になっています。
そのため、転職エージェントに掲載されている企業は、「お金をかけても素敵な人に入ってきてほしい!」と採用に力を入れている証拠でもあるんです。
つまり、人を大切にしている(お金をかけている)ので、長く働ける環境を意識していたり、年収も必要コストとして考えている企業が多いのです。
未経験でもエンジニアに転職できる
もちろん、未経験からでもエンジニアへ転職することはできます。
未経験にも、業務未経験とプログラミング未経験の2種類がありますが、どちらも求人は存在しています。
ただし、プログラミングスクールなどに通ってスキルを身に付けたあとのほうが、内定はもらいやすいでしょう。
これは、エンジニア未経験募集であっても、スキルを持ったライバルが応募してくるためです。
ただ、あきらめずに何度も応募できるメンタルの強い方でしたら、プログラミング未経験でも内定をもらうことはできると思います。


エンジニアに転職すると年収が上がる
エンジニアは転職を繰り返すほど、年収はどんどん上がっていきます。
いま勤めている会社や前職での年収を面接で聞かれるはずなので、それに経験を考慮して決めている企業が多いと思います。
もちろん、実力がともなっていなければ難しいですが、年収1,000万円を超えるエンジニアも存在します。
未経験1年目であれば、年収300万円くらいからのスタートが多いかもしれませんが、スキルアップしていけば年収もどんどん上がっていくので、安心してくださいね。


エンジニアの転職理由はポジティブに
転職といえば、必ず聞かれるのが転職理由ですよね。
ですが、転職理由もポジティブであれば基本的に大丈夫だと思います。
- ポジティブな転職理由
- 企業に入りたい理由
詳しくは以下の記事で紹介していますので、気になる方はどうぞ。


まとめ:転職サイトに登録してオファーを待つのもアリ!
僕がおすすめするエンジニアの転職サイト(転職エージェント)を3つ紹介しました。
サービスごとの特徴による違いなど、何となくはイメージできたと思います。
あとは、自分に合いそうなサービスを選んで利用するだけですね。
転職サイトも転職エージェントも無料で利用できるので、まずは会員登録して使ってみるといいでしょう。
いまはエンジニア不足なので、登録しておくだけでもたくさんの「オファー」や「紹介」が届きます!
そこで気に入った企業があれば、話を聞くだけ聞いてみましょう。
自分のエンジニアとしての需要や年収レベルを知ることもできますしね。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!
- 「マイナビクリエイター」…Webやゲーム業界に特化した大手エージェント
- 「Tech Stars Agent」…エンジニア経験者のコンサルタントが担当の頼れるエージェント
- 「doda(デューダ)」…doda限定の非公開情報が魅力の転職者満足度No1の求人サイト

