プログラマーになるには、どうしたらいいのでしょうか?
やはり、情報系の大学や専門学校を出た新卒でなければ、プログラマーにはなれないのでしょうか?
高卒や未経験、30代でプログラマーになるために独学で勉強しても意味がないのでしょうか?
いいえ、そんなことありません!
何を隠そう、僕自身、高卒の未経験でWebプログラマーになりました。根拠は十分ですよね。
そもそも、プログラマーになるにあたって
- 学歴
- 成績
- 資格
は、ほとんど関係ありません。
まあ、まったく関係ないといえば嘘になりますが、大手企業の中には大学の新卒しか採用しないところがあるのも事実ですし。
ですが、「どうしてもこの会社に入社したい!」というのがない限りは、どなたでもプログラマーになるチャンスはあるのです。
プログラマーになるにあたって、もっとも重要なことは何だと思いますか?
それは、プログラマーとして業務をこなすことができるかどうかです。
企業は、あなたが本当に戦力になりそうかどうかを、以下の基準から判断しています。
- プログラマーとしての「素質」がある
- プログラミングの「スキル」がある
現段階でプログラミングがわからなかったとしても、「教育したら伸びそうだ!」と企業が判断すれば採用に繋がりやすいです。
学歴や成績も、このプログラマーとしての「素質」を見極めるための1つの基準なのです。
仮に学歴がなかったとしても、すでにプログラミングの「スキル」を持っているのであれば、「即戦力になる」「やる気がある」と評価され、内定率が高くなるのも事実です。
このように、プログラマーになるためのアプローチは「大学」や「新卒」だけではないのです。
今回は中途採用でプログラマーを目指す方に向けて、「新卒採用との違い」や「中途採用での戦い方」を詳しく解説していきたいと思います!
もくじ
プログラマーになるには大学の新卒が有利ではない理由
中途採用と比べ、新卒でプログラマーに就職する際のメリットはこんな感じです。
- プログラミング未経験でも入社しやすい
- 新卒採用のみの企業に就職できる
- 同じ未経験でも、中途採用に比べて初任給が高い
ですが、逆に大学に通うことでマイナスになる点もあります。
- 競争率が激しい
- 大学での費用が高い
- プログラミングスキルはそれほどつかない
- 大学卒業するまで正社員として働けない
日本では、新卒で入社すると中途採用と比べて初任給が高く設定されていることが多いですよね。
ですが、プログラマーの世界では、仕事のできる人のほうが多く年収をもらえる傾向にあります。
そのため、大学や新卒に関係なく、プログラマーとしてのスキルが高い人ほど年収が多く、また転職を繰り返すたびにその年収はどんどん上がっていきます。
つまり、「新卒」というカードが強力なのは最初だけで、入社後は自分のスキルを磨き続け、ステップアップしていく必要があるのです。
また、新卒採用は競争率が高いうえに、自分のポテンシャル(素質)を武器にしなければならないため、ライバルと差別化するための自己アピールがとても難しいです。

中途採用でプログラマーになる3つの方法
中途採用枠でプログラマーになるには、以下の3つの方法があります。
- 「未経験OK」かつ「研修あり」の求人に応募する
- 独学で勉強してからプログラマーになる
- プログラミングスクールを卒業してからプログラマーになる
では、1つずつ見ていきましょう。
未経験で研修制度のある求人に応募する
転職サイトを見ていると、「未経験OK」や「研修制度あり」などの記載がある求人ページを見つけることがあります。
もし、「プログラミングの勉強せずに早くプログラマーになりたい!」というのであれば、これらの企業に応募してみてもいいでしょう。
ただし、これらの求人には、以下の質問にしっかりと答えられる自信のある方のみ応募してください。
- なぜプログラマーになりたいのか?
- プログラマーになるために何をしてきたのか?
- なぜその企業を選んだのか?
- 自分の強みは何か?
いまの時代、「未経験からプログラマーになりたい!」という方は非常に多いため、自分にしかない武器(強み)をアピールできなければライバルに勝つことは難しいです。
自信のない方はプログラミングスキルを身に着け、自分の武器を作っておいたほうが結果的に早くプログラマーになれます。

独学で勉強してからプログラマーになる
Webサイトや本などを読み、独学でプログラミングを学んでからプログラマーになるという方法もあります。
独学のメリットは、以下の2つ。
- プログラミングを自分のペースで勉強できる
- お金がかからないこと
やはり、「お金がかからない」というところが1番大きいと思います。
「お金はないけど、やる気はある!」って人におすすめの方法です。
ただし、すべて自分の力だけで勉強するため、以下のような注意点もあります。
- 専門用語が多く、つまずきやすい
- わからないところを聞くことができない
- 理解に時間がかかる
- どこまで勉強すればいいのかわからない
- モチベーション維持が大変
- プログラミングができる証拠を採用面接時にアピールすることが難しい
とくに、独学で学んだことをアピールするためには「資格の取得」や「実際に作ったアプリ」などを見せる必要があります。
「1人でそこまでやれる自信がないな」という方は、次のプログラミングスクールも考えてみてください。

プログラミングスクールを卒業してからプログラマーになる
いま現在、「自分に強みがない」「独学で勉強するのは難しい」と感じている方は、プログラミングスクールをおすすめします。
プログラミングスクールに通うことで
- 正しいやり方でプログラミングスキルが身につく
- わからないところを聞ける
- モチベーションを保ちやすい
- スクールで作ったアプリを面接時に見せられる
- 転職先を紹介してくれる
- 結果的に早くプログラマーになれる
などのメリットがあります。
デメリットといえば
- 授業料がかかる
これだけです。
この授業料だって、プログラマーになって年収が上がれば簡単に取り返せるため、「自分への投資」と考えればデメリットとも言い切れないでしょう。
プログラミングスクールに通うことで、勉強に迷うことが減ってモチベーションも上がれば、結果的に早くプログラミングスキルを身につけられます。
さらにいうと、独学よりも早くプログラマーになれるってことなんです。

未経験や高卒、30代でもプログラマーになれる
これまで何度もお伝えしてきたとおり、未経験や高卒でもプログラマーになることができます。
やり方も簡単で、「未経験OK」「研修あり」の求人を片っ端から狙っていくだけ。
ただし、プログラミング知識ゼロでの転職は、何度も不採用になる覚悟が必要なので、メンタルの強い方におすすめの方法になります。

また、独学で勉強してから転職しようと考えている方は、「長時間の勉強」や「モチベーション維持」にも注意しましょう。
プログラマーにまるまで、自分の力だけで毎日勉強し続ける必要があるため、自分を追い込める人にしか向いていません。
「う~ん、やっぱり独学はちょっと自信ないな…」
そんな方には、プログラミングスクールがおすすめです。
プログラミングの基礎から応用までを丁寧に学ぶことができ、転職サポートなども充実しています。
とくに、30歳を超えている方にとって、プログラミングスクールの存在は大きいでしょう。
「若手キャリア育成のため」のような理由が記載されている求人であっても、「プログラミングスクール卒業」と履歴書に書くことで、企業側も
「早く戦力になるかも、話だけでも聞いてみよう」
と面接まで進めることがあります。
面接も、プログラミングスクールで作ったアプリを見せることができるため、さらに有利になるはず。
また、求人サイトだけでなく、プログラミングスクール側でも転職先を紹介してくれるので、そちらもあわせて利用すれば転職率はアップします。
ある程度企業で経験を積んだあとは、フリーランスになる道もあり、プログラミングができるだけで、年齢にかかわらず一生食べていくことができますよ。

まとめ:自分に合った方法でプログラマーを目指そう!
学歴や経験に関係なくプログラマーになるために、いますぐできることは3つです。
- 「未経験OK」かつ「研修あり」の求人にたくさん応募する
- 独学で勉強する
- プログラミングスクールに通う
メンタルの強い方は求人にたくさん応募し、お金のない方は独学で頑張り、早くプログラマーになりたい方はプログラミングスクールに通いましょう!
ちなみに、プログラミングスクールの授業料は分割もできるので、お金がない方は無料相談してみるといいです。
プログラマーに転職できれば、「年収UP」や「自由」、「仕事への安心」を手に入れることができます。
授業料は、実現したい未来のための「投資」と割り切ることも必要でしょう。
業界的にもプログラマーはまだまだ足りていませんが、プログラミングスクールなどが普及し始めたこともあり、プログラマーを目指す方はどんどん増えてきています。
ライバルにさきを越されないよう、あなたもプログラマーへの1歩を踏み出してみましょう!
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!

