これからブログを運営していくことを考えたとき、あなたは「ブロガー」と「アフィリエイター」のどちらを目指すか決めていますか?
そもそも、ブロガーとアフィリエイターの違いをしっかり理解できているでしょうか?
最初にしっかりブログの運営方針を決めておかないと、あとあとサイトを作り直す可能性が出てきます。
今回はブログ運営で失敗しないためにも、これからブログを始める方に向けて以下について詳しく解説していきます。
- ブロガーとは何か?
- アフィリエイターとの違いは何か?
- ブログとアフィリエイトサイトを比較してのメリット、デメリット
この記事をすべて読むことで、あなたのこれからのブログ運営方針を迷わず決められるようになるはずです。
その前に「ブログとアフィリエイトについてイマイチわかってない!」という方は、さきに以下の記事をお読みください。

もくじ
ブロガーとは何か?
ブロガーとは、自分が書きたい記事をメインで書き、その記事にあわせた広告を貼って収益化を考える人たちです。
たとえば、旅行が好きなら旅行記事を、ゲームが好きならゲーム記事を書き、それぞれの記事に適したアフィリエイト広告を貼っていきます。
もし、貼れるようなアフィリエイト広告が見つからない場合は、とりあえずGoogleアドセンス広告を貼っておくことが多いです。
また、ブロガーは書きたいことを自由に書き、自分自身を売り出すことができるため、ファンがつきやすく、TwitterやInstagramなどのSNSと相性が良いのも特徴です。
ブロガーが1つのジャンルに絞って書いたブログを「特化型ブログ」、複数のジャンルについて書かれているブログを「雑記ブログ」と呼んだりします。

アフィリエイターとは何か?
アフィリエイターとは、ブロガーのなかでもアフィリエイトで稼ぐためにブログを立ち上げ、広告を貼るための記事を書くことを目的としている人たちです。
たとえば、高単価である医療脱毛のアフィリエイト広告で稼ぎたいと考えた場合は、脱毛についての記事だけで構成されたサイトを作成していきます。
稼げるジャンルに絞って記事を書き続けるため、収益が発生するまでモチベーションを保ちづらいですが、収益化はしやすいです。
ただし、お金を目的に記事を書いているため、読者に自分を売り出すことができず、ファンがつきづらいなどのデメリットもあります。
また、ほとんどのアフィリエイターは効率化や専門性を出すために1つのジャンルに絞って記事を書くことが多く、これを「アフィリエイトサイト(特化型ブログ)」と呼んでいます。
ブロガーやアフィリエイターの収入源とは?
ブロガーとアフィリエイターの収入源は、主に「Googleアドセンス」や「アフィリエイト」などの広告です。
- 「ブロガー」…GoogleアドセンスやAmazonの商品などの紹介がメイン。アフィリエイト広告も貼れたら貼る
- 「アフィリエイター」…アフィリエイト広告がメイン。必要であればGoogleアドセンスも貼る
このほかにも自分で作った商品を販売したり、スポンサーがついたり、メルマガやLINEなどに登録してもらったあとで商品を紹介して収益を得る方法などもあります。

ブロガーやアフィリエイターはどっちが稼げる?
ブロガーとアフィリエイターでは、どちらが稼げるのでしょうか?
結論を言ってしまうと、どちらであっても稼げない人は稼げないですし、稼げる人は稼げると思います。
というのも、収益化を考えた方針でブログを運営していかなければ、当然収入はありませんよね。
じゃあ、収益化をしっかり考えて運営したら良いんだよね?と言ってしまうのは簡単なのですが、これがとっても難しいんですよね。
Twitterなどで情報収集していると、毎月数十万円~数百万円稼いでいるトップロガーやトップアフィリエイターたちがゴロゴロいますが、おそらくほとんどのブロガーやアフィリエイターはそんなに稼げていません。
僕自身も月10万円以上稼いでいますが、そこまでブログを成長させるのに1年かかっていますしね。
ここで重要なのは、どちらのブログ運営スタイルが自分に合っているのか?長く続けていけるのか?をしっかり見極めるところだと思います。
あとは、しっかり勉強してコツコツ運営していれば、ブロガーでもアフィリエイターでも関係なく成果を出すことができます。

ブログを始めるメリット、デメリット
ブロガー志向で始める「ブログ」のメリット、デメリットについて見ていきます。
ブログのメリット
- 好きなキーワードを狙える
- ネタがつきない
- PVが増えやすい
- モチベーションを維持しやすい
- ファンがつきやすい
ブロガーの大きなメリットとして、基本的に好きなキーワードを狙って記事を書くことができるので、ネタに困ることが少ないです。
また、内容に関してもある程度は自由に書けるため、読者に共感してもらえれば、SNSなどでシェアされることもあり、結果PVが増えていきます。
さらに、需要はあるけれど収益化しづらいようなキーワード(アフィリエイターが狙わないキーワード)を狙うという戦略をとれば、ライバルも少なく上位表示されやすいです。
ほかにも、トレンドになっているキーワードを狙うことで、一時的ではありますが爆発的なPVをたたき出すことも可能です。
好きなことを書きつつPVも増やせるので、モチベーションも維持しやすいです。
ブログのデメリット
- ただの日記になりやすい
- 読者が離脱しやすい
- 収益化が難しい
好きなことを書ける反面、どうしても有益な情報を届けようという意識がアフィリエイターと比べると低いです。
雑記ブログなどにしてしまうと、専門性の低いブログになってしまうため、読者が離脱しやすく、収益化も難しいなどのデメリットがあります。
また何も考えず、ただただ好きなことを書き続けていると、最悪誰も読みたくない日記サイトになることがあり、そうなると離脱率はさらに上がり、収益化もできなくなります。
収益額の面でも、単価の低いGoogleアドセンス広告をメインにするため、ブログのPV数を意識して伸ばすようにしなければいけません。
アフィリエイトサイトを始めるメリットとデメリット
次に、アフィリエイター志向で始める「アフィリエイトサイト」のメリット、デメリットについて見ていきます。
アフィリエイトサイトのメリット
- Googleが専門性を評価
- 読者が離脱しづらい
- 収益化しやすい
- 専門的な知識が増える
ジャンルをしぼることでGoogleが専門性を評価してくれるため、雑記ブログに比べて検索上位を狙いやすいというメリットがあります。
また、テーマにも一貫性があるため、読者の離脱率も低くなり、少ないアクセス数でも収益が発生しやすいです。
収益額についても、高単価のアフィリエイト広告を貼れるため、雑記ブログと比べて収益も圧倒的に増えやすいという特徴があります。
ちなみに、特定のジャンルについて記事を書き続けることで、その分野に対して詳しくなるというメリットもあります。
アフィリエイトサイトのデメリット
- 人気ジャンルはライバルが多い
- 決まったキーワードしか狙えない
- 途中で書ける記事がなくなる
- PVが少ない
- モチベーション維持が大変
- 色々と勉強する(ジャンルやライティングなど)
高単価のアフィリエイト広告が貼れるジャンルはアフィリエイターに人気があるため、ライバルも多く、なかなか上位に食い込めないなどのデメリットがあります。
そのため、狙えるキーワードが少なくネタがつきやすいなどもあり、とりあえず記事を書き続けるというのが本当に大変です。
このような状態で頑張って記事を更新し続けても、最初の頃はなかなかPVも増えないですし、収益も発生しないので、モチベーションの維持も難しいです。
また、アフィリエイトは「成果報酬型広告」のため、記事を読むターゲットを明確にし、読者の心を動かすようなセールスライティングが必須になり、ブログと比べて難易度は高いかもしれません。
まとめ:ブロガーとアフィリエイターどっちを目指すべきか
ブロガーとして、好きなことを書きながら収益化する「ブログ」を作るのか?
アフィリエイターとして、お金を稼ぐことを目的とした「アフィリエイトサイト」を作るのか?
どちらを選んでも間違いではありません。自分の性格や目的に合っていて、長く続けられるほうを選べばいいです。
…と、こんな感じでまとめるのが「よく見かけるブログ論」なのですが、これじゃ決めきれないって方もいるでしょう。
もし、あなたがここで迷っているなら、「ブロガー」を目指してみてはどうでしょうか?
僕がブロガーをおすすめするポイントは、ブロガーはアフィリエイターと違って自分を売り出すことができるという部分です。
自分を売り出すことができれば、ファンをつけることができ、そこには「影響力」が生まれます。
そして、この「影響力」はGoogleの評価にも大きく関わってきます。
この仕組みについて興味がある方は、以下に詳しくまとめていますのでどうぞ。

自分が目指すブログの方向性が決まった方は、次の「アフィリエイトブログのテーマの決め方、ジャンルの選び方」を読んでね!
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!
