アフィリエイトブログを開設したら、さっそく記事を書いていきましょう。
ですが、その前に読者やGoogleが喜ぶ「記事の構成」や「最適な文字数」についても知っておいたほうがいいです。
「せっかく書いたのにGoogleの検索結果に出てこない!」
「読者にぜんぜん読まれていない気がする…」
なんてことにもなりますからね。
まず、「記事の構成」や「文字数」の前に、僕らブロガーがもっとも意識しなくてはならない要素が2つあります。
- 「質の高い記事を目指す」…ユーザー(読者)が満足する記事を書くこと
- 「SEO対策」…Googleの評価を上げて検索上位を狙うこと
極論ですが、この2点を守っていれば、あとは自由に書いてOKです。
ここからは、この「質の高い記事」と「SEO対策」の観点から、「記事構成」や「文字数」についての考え方を紹介していきます。
もくじ
アフィリエイトブログの記事構成
アフィリエイトブログの記事構成は、とってもシンプルです。
- 記事タイトル(見出し1)
- 書き出し(リード文)
- 見出し(見出し2~見出し5)
- まとめ(見出し2)
記事によって見出しの数は違うと思いますが、記事構成のイメージはこんな感じです。
では、記事構成について、さらに詳しく見ていきましょう。
記事タイトル(見出し1)
「記事タイトル」は、記事構成のなかでもっとも重要な項目といってもいいです。
記事タイトルを考える際に重要なのは、以下の2つ。
- 検索キーワードが含まれている
- ユーザーがクリックしたくなる
ユーザーは記事タイトルを見て、気になればクリックしますし、Googleも記事タイトルに含まれているキーワードから検索結果に表示させるかどうかを判断します。
逆いうと、記事タイトルが悪ければ、Googleは検索結果に表示させないですし、表示されたとしてもユーザーはクリックしないでしょう。
記事タイトルの具体的な書き方については、また別の記事で詳しく解説する予定です。
(「記事タイトル」記事は準備中)
書き出し(リード文)
「書き出し」はリード文や導入文ともいわれ、ユーザーが1番最初に目にし、そのまま読み続けるかどうかを判断するの重要な文章になります。
簡単にいうと、「この記事にあなたの欲しい情報が書いてあるよ!」と伝える場所です。
この書き出しがよろしくないと、「なんか思ってたのと違う」とユーザーは検索画面に戻ってしまい、離脱率が上がる原因となってしまいます。
ユーザーに最後まで記事を読んでもらうためにも、この導入文は非常に重要なんです。
また、SEO的な面でいっても、書き出しに重要なキーワードが含まれているほうが有利だと言われています。
「書き出し」についての具体的な書き方は、また別の記事で紹介しますね。
(「書き出し」記事は準備中)
見出し(見出し2~見出し5)
「見出し」は、本文を読み進めるにあたって、話題が切り替わるポイントを教えるために使います。
見出しは、記事タイトル(見出し1)を除いて「見出し2」~「見出し5」まであります。
WordPressの場合、「見出し1」は記事タイトルに自動で設定されているため、僕らが「見出し1」を設定することは基本的にありません。設定できても使っちゃダメです!
そのため、ここでは頻繁に使うことになる「見出し2」~「見出し5」の使い方を覚えておけば大丈夫です。
といっても、これら見出しの数や深さは、読者にとって見やすく理解しやすい構成になっていれば、好きなように決めて構いません。
必要であれば、「見出し2」の数が10個に増えてもいいですし、見出しの深さだって「見出し5」まで作ったっていいのです。
ただし、ここで注意してもらいたいのは、見出しに関するGoogleのルールです。
- より若い番号の見出しほど重要視する
- 見出しは必ず若い順番から使用する
実は、見出しはSEO面からいうと、記事タイトルの次に重要な項目です。
Googleは若い番号の見出しを重要視するため、「見出し1(記事タイトル)」が1番重要であり、その次に重要なのは「大見出し(見出し2)」になります。
また、見出しは必ず若い順番から使うというルールがあるため、「書き出し(リード文)」のあとにいきなり「小見出し(見出し3)」を使うなんてことはタブーです。
これらのルールを破った記事構成にしてしまうと、Googleからマイナス評価を受けてしまい、検索上位を狙えなくなるので気をつけましょう。
逆にいうと、このルールを守ってさえいれば、あとは好きなように記事を構成して構いません。
Googleのルールに従いつつも、読者にとって読みやすい見出しをつけるようにしましょう。
まとめ(さいごに)
「まとめ(さいごに)」は、そのままですが、記事のまとめや最後に付け加えたいことを書く場所です。
SEO的な側面で気にすることはありませんが、ユーザー目線で考えるとかなり重要な項目です。
- 結局、何を伝えたかったのか?
- ユーザーにどう行動してほしいのか?
これらを意識して考えると、書きやすいです。
「まとめ」まで読んでくれたユーザーは、「自分の記事にマッチしたユーザー」ということでもあるので、ここでしっかり次のアクションへと促します。
ほかの記事を読んでもらいたいのであれば記事のリンクを貼り、商品を購入してほしいのであれば商品を紹介します。
ここで大切なのは、「ユーザー=お客さん=カモ」だと決して思わないこと。
少し汚い言い方になってしまいましたが、このような考え方をもったアフィリエイターは多く、「個の時代」といわれるイマを生き残っていくことは難しいと思います。
僕らはブロガーとして面白い情報や必要な情報を提供し、ユーザーはその情報をもとに楽しんだり考えたりして行動します。
ユーザーを騙すようなコンテンツを作るのではなく、ビジネスだとしても「Win-Win」な関係を築くことが大切なのです。
アフィリエイトブログ1記事あたりの文字数とSEOの関係
記事構成はわかりましたが、1記事当たりどのくらいの文字数を書けばいいのでしょうか?
ほかのブログ記事を読んでいると「2,000文字~3,000文字は必要だ!」とか「文字数は多いほうがSEO効果がある」なんてのをよく見かけますよね。
ですが、実際のところは「文字数を気にせずユーザーが必要そうな情報をわかりやすく書く」が正解なんじゃないかと思っています。
「3,000文字」というのは、「読者のために記事を書いていたら自然と3,000文字になっていた」という結果論なんです。
僕自身、文字数をまったく意識せず何百記事と書いていますが、多くの記事で検索上位を狙えているので、それなりに根拠があります。
これは「ユーザーにとっての読みやすさ」と「Googleの評価アルゴリズム」を知ることで納得できると思います。
ユーザーにとって読みやすい最適な文字数
読みやすい最適な文字数は、ユーザーが求めている情報によって違いますよね。
たとえば、「単語の意味」を知りたいだけのユーザーであれば、500文字もあれば足りるでしょうし、「ブログの始め方」を知りたいユーザーであれば、3,000文字あっても足りないかもしれません。
ですが、アフィリエイトブログを始めたばかりの初心者は、「文字数」そのものを意識し過ぎて、無駄にダラダラと書きたくないことを書いているという状態に陥りやすいです。
これでは、記事を書いている本人もつまらないですし、それを読むユーザーだって欲しい情報が埋もれてしまって読みづらいはずです。
読みやすい最適な記事の文字数とは、ユーザーにとって理解しやすく有益な情報をまとめた結果の文字数なんです。
また、ユーザーにとって読みやすく有益な記事は、Twitterで拡散されたり、ほかのサイトで紹介されるなどのメリットもあります。
SEO対策での文字数
では、SEOで考えたときの1記事あたりの文字数はどのくらいがベストなのか?
一般的には、短すぎる記事は低品質評価を受けやすいから、ある程度の文字数があったほうがいいと言われています。
僕も以前はこれを信じ、「最低でも3,000文字は書かないと!文字数増やさないと評価してもらえない!」なんて、無理矢理書いていた時期がありました。
でも、そんな無理して書いた記事って
「なんか読みづらい!」
「何が言いたいのかわからない!」
と、読者にとってマイナスな記事にしかなりませんよね。
でも、Googleにとってはプラスなんでしょ?ってところなんですけど、おそらく逆効果です。
なぜなら、無駄に長い記事を書くことで、ユーザーの離脱率が上がり、滞在時間も短くなってしまうからです。
- 「離脱率」…記事にアクセス後、ほかの記事を読まずに離脱した割合
- 「滞在時間」…記事が読まれている時間
このような離脱率が高く、滞在時間の短い記事は、SEO的にもマイナス評価を受けます。
これはGoogleがユーザーの行動から記事の質を評価し、検索順位に反映させるというアルゴリズムがあるからです。
つまり、無駄に長いだけの記事は「低品質の記事」とGoogleに判断され、検索上位を狙えないということですね。
SEOを意識して書くのであれば、変に文字数にこだわらず、読者にとって必要そうな情報をわかりやすく書くことに集中したほうがいいでしょう。
まとめ
- 「記事構成」…記事タイトル、書き出し、見出し、まとめの順番にする
- 「1記事当たりの文字数」…ユーザーの求めている情報をまとめた結果
アフィリエイトブログで意識するべきところは、「ユーザーへの配慮」と「ちょっとしたSEOルール」です。
つまり、最低限のSEOルールのなかで、最大限の価値を出しましょうってことですね。
ちなみに、この記事も文字数を気にせず、必要な情報だけを僕なりにまとめただけです。
結果、「4,000文字以上」になっています。
書き上げたあとに「うわ~4,000文字も書いちゃったな~」でいいんですよ。そのくらい必要だったってことなんです。
文字数は、僕らブロガーがユーザー(読者)にとって必要な情報を揃えた結果でしかないのですから。
次回は、ブログの記事ネタの探し方やキーワード選定について紹介します。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!
