「Googleの検索順位を上げたい!」
「ブログのPV数を増やしたい!」
アクセスアップのためにも、ブログ運営で欠かせないのが「記事のリライト(書き直し)」です。
ブログのリライトには、全部で4つの目的と対策方法があります。
- 「検索順位を上げたい」…SEOライティング
- 「クリック率を上げたい」…キャッチーなタイトルに変更
- 「PV数を増やしたい」…ターゲットの見直し、情報の充実化、内部リンクの見直し
- 「収益化したい」…セールスライティング
上のように、自分が何をしたいのかでリライトする箇所や対策が変わってきます。
このなかでも特に重要なのが、アクセスアップに繋がる対策です。
どんなに収益化に力を入れたところで、ブログへのアクセスがなければまったく意味がありません。
そのため、この記事ではアクセスアップに繋がるリライト方法に絞って紹介していきます。
収益化のほうに興味がある方は、以下のセールスライティングの記事を参考にしてみてください。

もくじ
ブログのリライト方法とは
ブログ記事のリライト方法は、以下の手順で進めていきます。
- リライトする記事をツールで調べる
- SEO対策で検索順位を上げる
- 記事タイトルを変更してクリック率を上げる
- 読者に寄り添った内容に変更
- 内部リンクでPV数を増やす
ここで少し意識してもらいたいのは、「SEO対策」と「PV数アップ対策」は別ものだということです。
あくまで「SEO対策」はGoogleの検索順位が上がるだけであり、実際にクリックしてもらいブログのPV数を増やすには「PV数アップ対策」が必要になります。
「検索順位を上げるべきか」「PV数を増やすべきか」は、リライトする記事によっても違うので、必要な部分のみリライトするように注意しましょう。
ちなみに、リライトの優先順位でいうと「SEO対策」が最優先であり、「PV数アップ」はその次です。
どれだけ記事を充実させたって、検索順位が低ければクリックされないですからね。
基本的なブログ記事の書き方について知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

1. リライトする記事をツールで調べる
リライトする過去記事の選び方についてですが、基本は以下のような記事が対象になります。
- 記事の公開から3ヶ月以上経っているのに検索順位が上がらない
- Googleの検索順位は狙えているのにクリック率が低い
- Googleの検索順位は狙えているのに直帰率が高い
- PV数が多いのに直帰率の高い記事
- 狙ったキーワードで順位が取れていない
では、これらリライトする記事の調べ方や、優先順位について見ていきましょう。
リライトする記事の調べ方
リライトする記事を決めるためには、以下のようなツールを使って調べる必要があります。
- 「Google Search Console」…検索順位、クリック率を調べる
- 「Google Analytics」…直帰率や離脱率を調べる
- 「GRC」…狙ったキーワードで順位が取れているか調べる
これらのツールを使うことで、記事の順位やクリック率、離脱率などの情報を集めることができます。
それぞれのツールの導入や詳しい使い方については、以下の記事を参考にしてみてください。



リライトする記事の優先順位
つぎは、リライトする記事の優先順位についてです。
どの記事からリライトしても間違いではありませんが、比較的早く効果があらわれそうな記事からリライトするといいでしょう。
たとえば、「PV数が多いのに直帰率の高い記事」は、記事の内容を少し書き換えるだけで効果が出る可能性が高いです。
それに比べ、「3ヶ月以上経ってるのに検索順位が上がらない記事」は、記事の内容を丸々書き換えなくてはいけないかもしれませんし、書き換えてもライバルが強すぎて順位が上がらないかもしれません。
このように、かけた時間に対して効果が薄そうなものは後回しにするのもアリです。
リライトの優先度はブロガーによっても違うと思いますが、僕は以下の3つを基準に考えています。
- アクセスが多い記事
- リライトが比較的かんたんな記事
- リライト後の効果が大きそうな記事
ちょっと感覚的な部分もありますが、最初は自分の直感を信じてリライトしてみましょう。
2. SEO対策で検索順位を上げる
リライトする記事が決まったら、次はSEO対策に問題ないか確認します。
そもそも、Googleの検索順位が低い理由は2つしかありません。
- 基本的なSEO対策ができていない
- ライバルが強すぎて勝てない
SEO対策は基本中の基本ですが、見返してみるとキーワードが漏れていたり、ライバルサイトに比べて情報量が極端に少ないなど、あとから気付く部分も多いです。
この段階で「労力に見合わないかも」と感じるくらいヒドイ記事であれば、リライトせずに撤退(放置 or 記事削除)することも考えましょう。
できるだけリライト効果の高そうな記事から手をつけ、手間のかかる割に効果を期待できない記事は優先順位を下げるといいです。
SEOについての具体的な対策方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

3. 記事タイトルを変更してクリック率を上げる
検索上位は狙えているのにクリック率が低い場合は、記事タイトルを変更するだけで効果が出やすいです。
SEO対策自体に問題はないため、ユーザーがクリックしたくなるような記事タイトルに変更してあげれば、クリック率も上がるはず。
記事タイトルのリライトは簡単なうえに効果が出やすく、おすすめのリライト方法です。
ただし、もともと含まれていたキーワードを削ってしまうことのないよう注意してください。

4. 読者に寄り添った内容に変更
記事の内容が読者の求めているものと大きくかけ離れていると「離脱」の原因になります。
また、結論までが長ったらしかったり、読みづらかったりするのもNGです。
読者にとって読みやすく、欲しい情報が簡潔にまとまっている文章がベスト。
スラスラ読めることで、最後までしっかり読んでくれるようになり、結果的にブログの滞在時間が延びて、直帰率も下がりやすいです。
久々に見返すと「いまならもっと上手に書けるな」と感じることも多く、自分の成長を感じられる場面でもあります。

5. 内部リンクでPV数を増やす
記事の中に、内部リンクを張り巡らせることも大切です。
Googleの検索結果で上位が取れ、クリック率が上がり、読者にとって有益な情報がまとめられていたとしても、内部リンクがなければPV数は増えません。
PV数が少ないと、Googleアドセンスでの収益化が難しくなります。(アドセンスはPV数が多いほどクリックしてもらいやすくなるため)
また、アフィリエイトでもキラーページ(収益化のための記事)への導線(内部リンク)がなければ、読者は一生たどり着くことができませんよね。
内部リンクを張り巡らし、読者の興味が尽きないような工夫が大切になってくるのです。
1つの記事ですべての情報がまとめられているのなら構いませんが、読者は記事を読んでいるうちに次から次へと気になることが出てくるものです。
そこに「気になる!」と読者が思う記事へのリンクがあれば、読者はあなたのブログを回遊するでしょう。
ちなみに、「Google Analytics」などを使えば、実際に内部リンクがクリックされているかどうかも確認できますよ。

まとめ
ここでは、ブログのリライトについて紹介してきました。
リライトも、タイトル変更のように簡単に効果を期待できるものから、SEOのように手間や時間のかかるものまであります。
どの記事から手をつけていくのか、しっかり考えてからリライトしましょう。
また、少しでも効率よく記事を書きたい方は、WordPressテーマの導入もおすすめです。
テーマを利用することで読みやすいコンテンツを作れるだけでなく、内部リンクの最適化などの機能も最初から利用できます。
リライトの手間を減らすためにも、WordPressテーマを使った時短も考えてみましょう。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!

