ブログを立ち上げてから記事を書き続け、ポツポツとアクセスが増えてきたら、次は「ブログの収益化」を考えてみましょう。
収益化といっても、そこまで難しいものではなく、やることは2つとシンプル。
- 「Googleアドセンス」を記事に貼る
- 「アフィリエイト広告」を記事に貼る
「Googleアドセンス?アフィリエイト広告?」
そんな人でも大丈夫!これから詳しく説明していきますね。
このほかにも、「有料note」や「スポンサーがつく」などで得られる収益もありますが、初心者ブロガーは気にしなくてOK。(記事の後半で概要だけサラッと触れます)
とりあえず、ブログ初心者は「Googleアドセンス」と「アフィリエイト広告」だけに集中しましょう。
では、ここからは「ブログ収益化の仕組み」と「収益化の始め方」について詳しく紹介していきます。

もくじ
ブログ収益化の仕組み
ブログ収益化の前に、まずは収益化の仕組みを知っておいたほうがいいでしょう。
仕組みを説明するにあたり、さきに以下の用語について確認しておきます。
- 「ブロガー」…ブログを運営し、記事を書く人
- 「広告主」…自社サービスや商品を宣伝したい企業
- 「ASP」…「ブロガー」と「広告主」との間に入ってやりとりしてくれる仲介会社
「広告主」は自社サービスや商品の宣伝を、まずは「ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)」に依頼します。
そして、ASPは「ブロガー」と契約し、広告主からの依頼内容(案件)を紹介します。
ちなみに、ASPを挟まず、直接「広告主」と「ブロガー」で契約する場合もあります。
ここで依頼を受けたブロガーは、ブログを通じて「読者」にサービスや商品を紹介することで、紹介料を得られるという仕組みです。
簡単にいうと、ブロガーは読者に「サービスや商品」を紹介して収益化しているってことです。
そして、この収益が発生する仕組みとして「クリック報酬型広告」と「成果報酬型広告」の2つが存在します。
「クリック報酬型広告(Googleアドセンス)」で収益化
クリック報酬型広告とは、読者にクリックされた段階で報酬が発生する広告です。
表示される広告は、読者に興味のあるものや、読んでいる記事にマッチしたものが自動で表示されます。
ただし、このあと説明する「成果報酬型広告(アフィリエイト広告)」と比べると、1件あたりの単価は低めです。
また、クリック報酬型広告は、現状だとGoogleアドセンス一択になります。

「成果報酬型広告(アフィリエイト広告)」で収益化
成果報酬型広告(アフィリエイト広告)とは、広告をクリック後、読者が「商品の購入」や「サービスの申込み」などの条件を満たした際に報酬が発生する広告です。
クリック報酬型広告と違い、ASPが紹介している案件から自分の好きな案件を探して記事に貼ります。
ASPの種類も「A8.net」や「afb」、「もしも」、「Amazon」など複数あり、自分の好きなASPと契約して案件を紹介できるのが特徴です。
また、1件当たりの単価もGoogleアドセンスと比べて高いものが多いことや、報酬額がUPする「特別単価(特単)」などもあり、収益額に関してはGoogleアドセンスよりも高額になりやすいです。
ただし、Googleアドセンスと違い、クリックされただけでは報酬が発生しないため、成約率を高めるためのセールスライティングなどのスキルが必須になります。
そのため、Googleアドセンスと比べると、収益化の難易度は少し高めかもしれません。

ブログを収益化するその他の方法
ここまでは、一般的なブログの収益化について紹介しました。
ここからは、初心者ブロガーには難しい「その他の収益化方法」についてサラッと紹介します。
「こんな方法もあるんだな~」くらいで知っておいてもらえればいいと思います。
「有料note」で収益化する方法
さきほど紹介した「Googleアドセンス」や「アフィリエイト広告」は、WordPressなどで書いた記事に広告を貼るといった方法でした。
ですが「有料note」での収益化は、「note」で書いた記事そのものを有料で販売します。
これは、自分の文章力に自信があり、お金をとっても大丈夫なくらい有益な情報を持っていて、自分のファンが多い方にできる方法です。
一時的にバズって稼げても、noteでコンスタント(定期的)に収益を上げることは、ブログ初心者にとってかなりハードでしょう。
ちなみに、有料noteは利用料で「10%~20%」、決済手数料で「5%~15%」を売上金額から引くような仕組みになっています。
「スポンサー」をつけて収益化する方法
自分のブログにスポンサーをつけて、「月1万円」などを定期的に振り込んでもらう方法です。
スポンサー側のメリットは、「自分のブログを紹介するバナー」をブログ内に貼り付けてもらったり、Twitterで定期的にツイートしてもらえるなどの宣伝効果になります。
また、ブログを紹介してもらえることで外部リンクを獲得(SEO対策)でき、伸びそう(インフルエンサーになりそう)なブロガーに恩を売っておくことで、将来的にメリットが生まれることも期待できます。
つまり、スポンサー側も将来性のあるブロガーを見極めて投資しているのです。(あくまで僕のイメージです)
これらの期待に応えられるようなブロガーであることが重要になってきます。
「バナー広告」などで収益化する方法
さきほどのスポンサーと似ていますが、こちらは広告主やASPからの依頼で「バナー広告」を貼って収益化する方法です。
バナー広告を貼ることで、ブロガー側は「毎月〇万円」を安定して得ることができます。
ただし、広告主が「費用対効果が低い」と判断すれば契約は終了になります。
これは、広告主側が露出を増やすことで「商品の宣伝効果」や「アフィリエイトによる購入や申込み」を期待しているからです。
そのため、SEOライティングを駆使してブログのアクセス数を増やすなど、広告主のメリットを常に意識しなければなりません。
ちなみに、僕も「月50,000円の固定費を支払うので既存記事で紹介してほしい!」といった話をいただいたことがあります。

ブログの収益化が難しい理由
「ブログの収益化は難しい」とよく言われますが、これには2つの原因があります。
- セールスライティングができていない
- 単純にPVが少ない
たしかに「セールスライティング」ができれば、アフィリエイト広告での収益化はしやすくなります。
ですが、初心者ブロガーはまずこの「PVを増やす」という部分に注力するといいでしょう。
というのも、どれだけセールスライティングを頑張ったところで、ユーザーに読まれなければ収益は発生しないからです。
逆にブログのPVさえ増やすことができれば、セールスライティングができなくたって「Googleアドセンス」を貼って収益化することもできます。
もし、あなたのブログが1万PV未満なのであれば、まずは収益化よりも記事を書くことに集中したほうがいいでしょう。

【結論】初心者におすすめブログ収益化の始め方
ここまで、長々とブログの収益化について解説してきましたが、もうおわかりですよね?
ブログ初心者におすすめの始め方は「Googleアドセンス」です。
Googleアドセンスの魅力は、たくさんありましたよね。
- セールスライティングが不要
- クリックだけ簡単に収益が発生する
- PVを増やすだけで収益額を増やせる
- 早い段階で自分の力でお金を稼いだ実績を作れる
- 収益の発生が早く、モチベーションが上がりやすい
Googleアドセンスを使わず、アフィリエイト広告だけで収益化しようとすると、どうしてもセールスライティングが必要になります。
ですが、Googleアドセンスであれば、記事に広告を貼るだけで誰でも簡単に収益化でき、クリックされたら報酬GETというシンプルな仕組みです。
たとえ数十円しか稼げなくたって、ちょこちょこ発生するので、記事を書くモチベーションも維持しやすいです。
まとめ:徐々にブログを収益化しよう!
ブログは、以下の順番で徐々に収益化していくといいです。
- Googleアドセンスを貼る
- ASPのアフィリエイト広告を貼る
- ASP担当者の提案に乗っかってみる
- 特別単価(特単)交渉をやってみる
まずは、Googleアドセンスで「お金を稼ぐ」という感覚を覚えましょう。
そして、少しずつセールスライティングをしながら、アフィリエイト広告を貼っていくといいです。
ブログが育って特定の記事で上位表示できるようになったら、ASP側から特別単価(特単)での広告掲載依頼がくるので、自分にメリットがありそうなら話を聞いてみるといいでしょう。
そして、特定の案件が月に20件程度発生しているようなら、ASPの担当者に特単交渉をお願いして、さらに収益を増やしていきます。
こんな感じで徐々にブログを収益化していけば、ブログを書き続けながら無理なくお金を稼ぐことができると思います。
次回は、実際にGoogleアドセンスに申請し、自分のブログに広告を貼ってみましょう。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!
