さっそくアフィリエイトブログの記事を書いていきたいところですが、何を書きましょうか?
このあいだ行ったレストランのことですか?
それとも昨日観たテレビの感想でしょうか?
なんとなく頭に浮かんだことを記事のネタにしたところで、おそらく誰にも見てもらえません。
- 誰も求めていない(需要がない)
- 内容がマッチしない(ターゲットが違う)
このような状態で書き続けていたのでは、一生かかっても成果が出そうにないですよね。
誰にも読まれなければ、ただの日記なのです。
アフィリエイトブログの記事ネタを探すときは、もっと戦略的にキーワード選定をおこなう必要があります。
といっても、考えることはとってもシンプルです。
- 「キーワード選定」…ユーザーが打ち込んだキーワードを知る
- 「ターゲット選定」…キーワードを打ち込んだユーザーを知る
この2つを意識するだけで、あなたの記事は確実に読まれるようになります。
ここでは記事ネタとなる「キーワードの探し方」や「ターゲットの考え方」について紹介していきます。
その前に、アフィエイトブログの記事構成や最適な文字数について知らない方は、以下の記事を読んでおいてくださいね。

もくじ
ブログに何を書く?書くことがないならテーマを思い出そう
ブログで何を書こうか悩んだときは、最初に決めたブログの「テーマ」を思い出しましょう。

たとえば「30代主婦向けの節約術」というテーマであれば、「節約」に関する情報を「30代主婦に教える」というブログになりますよね。
それなら、「節約」というキーワードで頭に浮かぶことを洗い出してみましょう。
- 節約
- 格安SIM
- クレジットカード
- でんき料金
- 保険
ほかにも色々ありますが、これらのキーワードが出てきたとします。
では、これらのキーワードについて、記事を書けるレベルになるまで掘り下げていくとしましょう。
アフィリエイトブログのキーワード選定
ここからは「節約」キーワードを例に、具体的なアフィリエイトブログのキーワード選定を紹介します。
アフィリエイトブログは、この「キーワード選定」が何よりも重要なのでしっかり理解しましょう。
キーワードとは
キーワードとは、Googleの検索窓にユーザーが入力した文字のことです。
このキーワードこそが、ユーザーの求めている情報であり、ブロガーが記事を書くかどうかの判断材料になります。
- キーワードが存在する
- キーワードの検索ボリュームがある
狙ったキーワードが検索されていて、検索ボリュームもある程度あることがわかれば、そのキーワードをもとに記事を書き始められます。
キーワードの種類
キーワードにもいくつか種類があります。
- 「ビッグキーワード」…検索ボリュームが比較的多いキーワード
- 「ロングテールキーワード」…ビッグキーワードに続けて別のキーワードを組み合わせたキーワード
たとえば、「節約」というキーワードは、検索ボリュームが比較的多いキーワードなので「ビッグキーワード」です。
それに比べ、「節約 ボリューム おかず」や「節約 夜 ご飯」などは、ビッグキーワードに続けて別のキーワードを組み合わせているので「ロングテールキーワード」になります。
当然ですが、ビッグキーワードは需要が高く、狙っているライバルも多いです。
それに比べ、ロングテールキーワードは需要はそこまで高くないですが、その分ライバルも少なく、比較的狙いやすいです。
アフィリエイトブログでは、このどちらを狙うかが非常に重要になってきます。
一般的には、最初はロングテールキーワードを狙って地道にアクセス数を稼ぎ、ブログが育ってきたところでビッグキーワードを狙っていくというスタンスが多いです。
キーワード選定ツールを使った探し方
キーワードについて理解できたところで、さっそくキーワードを探してみましょう。
キーワードを探す際は、「キーワード選定ツール」を使うと便利です。
どちらのツールを使っても大丈夫なので、入力フォームに「節約」と入力して検索してみましょう。
すると、「節約」キーワードに関連したキーワード(ロングテールキーワード)が大量に表示されたと思います。
キーワードプランナーを使った選び方
関連キーワードの確認ができたら、今度はGoogleが提供している「キーワードプランナー」を使って、需要のあるキーワードを選びます。
キーワードプランナーは、「Google広告」というサイトに含まれる機能になり、誰でも無料で利用することができます。
- 「Google広告」にログイン
- 「新しいGOOGLE広告アカウント」をクリック
- 「Google 広告のご利用経験がある場合」をクリック
- 「キャンペーンなしでアカウントを作成」をクリック
- 「送信」をクリック
- 「ツールと設定(画面上部)」をクリック
- 「キーワードプランナー」をクリック
- 「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック
- 入力フォームに「関連キーワード取得ツール」で検索した「全キーワードリスト」をコピペ
- 「開始する」をクリック(ここでエラーが出た場合は「キーワードを削除」をクリック)
- 「過去の指標」をクリック
- 「月間平均検索ボリューム」をクリック
上記の手順で進めていくと、「月間平均検索ボリューム」の降順に並んだ「キーワード」が表示されたと思います。
ブロガーは、毎回このキーワードプランナーの画面を見ながらキーワードを選定し、記事を書いているのです。
ここで注目してほしいは「月間平均検索ボリューム」です。
最初は「100~1000」のキーワードを狙って書くことをおすすめします。
それ以上の「ミドルキーワード」や「ビッグキーワード」は、ブログがもう少し育ってから狙ってみましょう。
アフィリエイトブログの記事ネタの探し方
さきほど選定したキーワードから、実際に記事ネタにできそうなキーワードを探します。
キーワードの探し方は、以下のステップで進めていきます。
- 月間平均検索ボリュームが「100~1000のキーワード」を探す
- 「自分が狙ったターゲットが検索しそうなキーワード」を探す
- 選んだキーワードで自分が記事を書けそうか考える
- 検索上位を狙える(ライバルに勝てる)か考える
たとえば、さきほどの「節約」を例にあげると
- 「節約 ボリューム おかず」の検索ボリュームが「100~1000」
- ターゲットである「30代主婦」が検索しそう
- 自分自身も「節約料理をしている」 or 「興味がある」から書ける
- 検索上位のクックパッドより質の高い記事を書ける
となります。
また、「節約 ボリューム おかず」と「節約 夜 ご飯」のターゲットが同じだと判断できるのであれば、まとめて1記事にするのもありです。
たとえば、「夜ご飯にもう1品!節約ボリュームおかず特集!」みたいな。(適当でスイマセン)
ただ、ここで注意してほしいのが「ライバル」の存在です。
たとえば、「節約 ボリューム おかず」で検索すると、1ページ目の半分以上がクック〇ッドの記事です。
これを見て、「自分のほうがもっといい記事を書ける」と思えない限り、記事を書くのはやめておきましょう。
自信のない中途半端な記事では、おそらく強豪サイトに勝てないでしょう。
逆にいうと、自信があるなら書いてしまっても構いません。
いまはドメインパワーの差があって勝てないとしても、ブログが育てば勝てるかもしれませんしね。

アフィリエイトブログはネタ切れになりやすい?
アフィリエイトブログはジャンルを絞っていることもあり、ネタ切れを起こしやすいと言われています。
たしかに「節約レシピ」など、特定のジャンルに特化したブログであれば、書ける記事にも限界があると思います。
ですが、「節約」など大きなテーマを設定し、ある程度余裕をもたせておけば、狙えるキーワードはかなりあります。
実際にキーワードを検索してみて、「ネタ切れになりそう」といまの時点で感じているのなら、早めにブログのテーマを見直したほうがいいかもしれません。

まとめ
今回は、アフィリエイトブログの「キーワード選定」と「記事ネタの探し方」について紹介しました。
ここで紹介した手順は、あくまで僕が普段おこなっているものであり、ブロガーによってキーワードの選定基準は違うと思います。
実際に記事を書きながら、少しずつ自分のスタイルを確立してけばいいので、まずはここで紹介したやり方で進めてみてください。
次回は、キーワードを意識した「記事タイトル」と「見出しの付け方」について紹介します。
またね、キツネ(@kitaaaa_kitsune)でした!
